落書きだらけの地下鉄が 地上を走った数分間 俺たちが生まれたハーレムが 楽園に見えるよ 壊された消火栓までが 変わっていない街 歩けば仲間たちが ハグを求めて来る JJに借りを返しに来た ガキの頃の話さ あいつのことだから もう何も 覚えていないだろう 奴に借りを返しに来た ずっと気になっていたんだ 忘れててくれりゃすぐ済むさ ビールを飲んで帰ろうかな あの頃の俺たちのような ガキたちがタイヤを焼いてる 誰も住んでない廃墟なのに 洗濯物がいっぱい 建前と本音があるのは どこの街も同じなんだ イリーガルな世界にも 守るべきルールがある JJに会わないわけにいかねえ いつからか思ったよ 大人になったから 今なんだ 俺は決心した 奴に会わないわけにいかねえ 妻と娘に電話して 何も言えぬまま切ったのは 俺に守りたいものができたのか? 懐かしいあのバーで 近況で盛り上がって あの夜の拳銃の トリガー引いた JJに借りを返したんだ 俺の念願だったけど 大人になってから どうでもいい 忘れそうになったよ 奴に借りを返したんだ やっぱり許せなかった 大事にしていたプライドは ガキの頃からずっと変わらねえ 発売日:2014-01-22 歌手:AKB48 作詞:秋元康 作曲:鵜島仁文