謝った分だけ優しくはなれない そこに気持ちが不在だからだの歌が含まれ

水中都市-GOOD ON THE REEL

駅前の雑踏はまるで川のよう 時間も人も流されるままに

どうしようもないよってこなしているのは やりたいことも流されるからだ

明日こそはって決めたはずの 明日がまた遠くなる

息を切らして走りたい 掴むために藻掻きたい

誰もいない人混みで 生きていると叫びたい

期待と不安をリュックに詰めて 力強く踏み出した街は

流れるほどに忙しくて 流されるほどに苦しい

怒らないのは優しいからじゃない 使い古した気を使うからで

謝った分だけ優しくはなれない そこに気持ちが不在だからだ

昨日まではって捨てたはずの 昨日がまた今日になる

声を涸らして伝えたい 示すために抗いたい

誰もいない人混みで ここにいると叫びたい

未来と過去をリュックに詰めて 疑いなく踏み出した街は

流れるほどに嘘つきで 流されるほどに虚しい

このまま遠くへ流されたい でも到底海には出られない

立ち止まることを許さない 流れ続ける人の中

迷いながら ぶつかりながら たまに舌打ちをされながら

やりきれない痛みを抱いて 変われない日々を許してく

息を切らして走りたい 掴むために藻掻きたい

誰もいない人混みで 生きていると叫びたい

期待と不安をリュックに詰めて 力強く踏み出した街は

流れるほどに忙しくて 流されるほどに苦しくて

望んだはずの明るい未来 選んだはずの夢見る舞台

川の流れは冷たくて 流されるほどに苦しい

発売日:2014-12-10

歌手:GOOD ON THE REEL

作詞:千野隆尋

作曲:千野隆尋