少し遠回りして 知らない街をてくてく しましま街路樹の影をまたいで また一つ秋がくる 鼻歌を口ずさむ つまんないラブソング ぐるぐる回る思い出のつぶつぶ また一つ空に舞う いつか見たようなぽっかり夕日 たしか持って帰ったカラスウリ あの日と同じ涙が帰ってきた この涙は懐かしい涙 ようこそ僕のほほへ 拭わないままでっかく笑った おかえり一人ぼっち 背伸びして息を吸う ノラ猫が振り返る にゃにゃにゃと親しげに近寄ってみる でもプイと逃げちゃった いつか見たようなまっ赤な夕日 どこかへ無くしちゃったカラスウリ あの日と同じ涙が帰ってきた この涙は温かい涙 ようこそ僕のほほへ 拭わないままでっかく笑った おかえり一人ぼっち 何かを無くしたわけじゃないんだ 誰かに会いたいわけじゃないんだ ずっと僕はこのまんま変わんないな この涙は誇らしい涙 ようこそ僕のほほへ 風が吹くままでっかく歌った おかえり一人ぼっち 風が吹くままでっかく歌った おかえり一人ぼっち 発売日:2006-10-25 歌手:高野健一 作詞:高野健一 作曲:高野健一
不協したリズムの中で頭が 固まっちゃっていた僕は 優しい潮風の中で あの日の白い鳥に出会った 鼻歌を口ずさむ僕の 瞳の前に広がった海が あまりにもキレイな青だったから 僕は青い鳥になったんだ 「誰のために? 僕のためさ 君のために 何のために? 僕は心を削りながら叫んでいるだろう?」 青い海に見とれてたら 時計は午後6時を回って 夕日が僕を照らしてたから 僕は赤い鳥になったんだ 波の声も 風の声も 砂の声も セミの声も いつか僕がくじけそうな時 力になる その心に僕の声を この心に君の声を 今は小さく ただ小さく 囁くだけでいい うわべだけにならないように 偽る事 認めないように 今は小さな ただ小さな 白い鳥のままでいたい いつか僕の見る世界が 色褪せ歪みだしたなら 子供の描いたラクガキみたいに温かい歌を 優しい雨に濡れた日も 悲しい雨に濡れた日も ただ小さな とても小さな 白い鳥のままでいたい 歌手:wyse 作詞:拓磨 作曲:拓磨
街路樹がコマ切れにする街のあかり 灰色の夜に星空の代わり 朝を待ちながら疲れきって笑った 君の横顔は青白い光 憎しみに慣れすぎた午前四時の街 分断された人々の夜を 少しだけ割れた音で満たして スピーカーは今日も 同じ夜を鳴らす 同じ夜を 罪深い僕らを包み込んで 同じ夜を鳴らす 夜を鳴らす 同じ夜を うずくまる人と 打ちのめされた君と 同じ夜を まるで 石の かわり 言葉 うけて 血を流す 罪なき 人を 尻目に 同じ道具を使い もはや都合よく ラブソングを歌う気にもなれず 形のない鼻歌を口ずさむ 憎しみに慣れすぎた午前四時の街 分断された人々の夜を 少しだけ割れた音で満たして スピーカーは今日も 同じ夜を鳴らす 同じ夜を 罪深い僕らを包み込んで 同じ夜を鳴らす 夜を鳴らす 同じ夜を うずくまる人と 打ちのめされた君と 同じ夜を 発売日:2019-09-18 歌手:思い出野郎Aチーム 作詞:思い出野郎Aチーム 作曲:高橋一