たんぽぽの羽が 風に舞う どこまでも想い乗せ 飛んでゆく ずっと言えないままだった「さよなら」 今ここから 空へ 還(かえ)そう 時間(とき)は軌跡を彩ってゆくね 青い風の中で 愛しさに変えて いつか笑顔でまた逢えたらいいよね 生まれたての季節 感じながら ほら 未来(あした)へ チョークで少年が描いてた 夢は空高く 続いてく 本当に大切だった 心からの「ありがとう」 どうか届けて 時間は優しく 背中押してくれる どんなことも越えてゆく 勇気をくれる もうあの場所には 誰も戻れないから 生まれたての風に吹かれて それぞれの未来へ Fly on dandelions Flying in the brand new wind… 時間は軌跡を彩ってゆくね 青い傷跡さえ 愛しさに変えて ほんの少しだけ昨日と違う風景 生まれたての風に吹かれて それぞれの未来へ 発売日:2001-02-21 歌手:相川七瀬 作詞:相川七瀬 作曲:織田哲郎
華びらがクスリとわらう 揺れて廻(まわ)り堕ちて行方知れず 道端に咲いてた 白い小さな花ひとつ 誰ひとり名前も香りすら知らぬまま 大盤振舞 夢と期待を花によせ 輝いたその身を 握りしめ駆け出した でも本当は この手を握りしめてほしい でも本当に 想いが叶うことがあれば ほらねほらね 胸の鼓動が 加速してく 空想なのに ひい ふう みい よお いつ 答えが 見えてくる? 華びらがクスリとわらう 目をそらせば枯れた花の骸(むくろ) 華びらがフワリと堕ちる 揺れた心の隙埋めるように 華びらがクスリとわらう 夢うつつの中でもがくワタシ 華びらがクルリとそよぐ 裏返しのこの仕草 恋心のせて散りてゆく 華振舞 蝉時雨あふれた あの日アナタは振り向いて 煌めいたその眼で心射抜いたのです その日からワタシは 熱い気持ちを胸に秘め 夕立を浴びては 火照り冷ましていた でも本当は この身を強く抱いてほしい でも本当に 望みが叶うことがあれば ほらねほらね 胸の鼓動が 加速してく 空想なのに ひい ふう みい よお いつ ワタシを 見てくれる? 華びらがクスリとわらう 目をそらせば枯れた花の骸(むくろ) 華びらがフワリと堕ちる 揺れた心の隙埋めるように 華びらがクスリとわらう 夢うつつの中でもがくワタシ 華びらがクルリとそよぐ 裏返しのこの仕草 恋心のせて散りてゆく 華振舞 華びらハラハラ散るように 瞼がハラハラ濡れそぼる 陽炎クラクラ揺らめいて 視線がクラクラ狂わせる 花を 手折り うばい 捧げる 華びらがクスリとわらう 目をそらせば枯れた花の骸(むくろ) 華びらがフワリと堕ちる 揺れた心の隙埋めるように 華びらがクスリとわらう 夢うつつの中でもがくワタシ 華びらがクルリとそよぐ 裏返しのこの仕草 恋心のせて散りてゆく 華振舞 揺れる華びら いつか願いを どうか届けて 仕舞う一枚(ひとひら)…… 発売日:2015-09-02 歌手:和楽器バンド 作詞:いぶくろ聖志 作曲:サボハニ
風遙か あなたを照らして この魂(いのち)燃やす 星のように… 夢が火の粉 捲(ま)き上げた 朱(あか)い雨 大地焦がす 失くす痛み背負って 誠貫き闘う その涙 飲み干して芽吹く覚悟 見送るだけの月 蒼白くも 細る空で この祈り どうか届けて 風遙か あの日の背中が 誇らしき未来(あす)へ 踏み出した場所で いつだって 帰りを待ってる 星灯す 魂(いのち)がまたたく鼓動 しるべに… 無事を知ればそれだけで 寂しさは砕け散って 大地揺るがすほどの歓(よろこ)びこだますでしょう そばにある温もりに託す想い はがゆさの滴(しずく)も 深い海の愛に溶けては 空へ還(かえ)る光に変わる 夢遙か あなたが生きてく その道と ここは繋がってるから 世界中の孤独を抱いても 安らぎで あなたが包まれるなら 倖せ… 痛みを癒(いや)す 波の揺りかごの手で 言葉になる前の想いも抱き寄せ 水のように そう自由に形を変え 愛の器に添って あなたへ流れたい 風遙か あの日の背中が 誇らしき未来(あす)へ 踏み出した場所で いつだって 帰りを待ってる 星灯す 魂(いのち)がまたたく鼓動 閉じた目で見つめるあなたを 星巡る 我が身を燃やす炎で 照らして… 果てなく… 発売日:2010-11-03 歌手:吉岡亜衣加 作詞:上園彩結音 作曲:小野貴光
若狭蘇洞門(わかさそとも)のサー 潮恋鳥(しおこいどり)の 啼歌(うた)が身に沁むヨー 日の暮れは あなた恋しと 乳房(むね)が哭(な)く あの日恋しと 傷が哭く あゝ…逢いたいよ 頬を涙が 走ります 走ります 海風(かぜ)の断崖(きりぎし)サー 吹雪に堪えて 香りほほえむヨー 花水仙 どこかおまえに 似てるよと そっと肩さき 抱いたひと あゝ…せつないよ せめて夢でも 逢いにきて 逢いにきて 若狭小浜のサー 雪々々に 吐息かみしめヨー 春を待つ 北陸(きた)のおんなの恋唄は 波に吸われる 牡丹(ぼたん)雪 あゝ…恋しいよ どうか届けて この想い この想い 発売日:2009-02-18 歌手:山本智子 作詞:吉田旺 作曲:弦哲也
ヒカリ ヲ 舞い散る花の香りは甘く囁く 繰り返される 終焉(おわり)の無い綻びは 小さな傷跡さえ癒せない 哀しみの輪 重ねて 貴方の手 貴方の声 貴方の残像(おもかげ)を求めても 遠い扉(ドア)は開くことなく 問いかけた いのちの意味 虚しくあの空にこだまして響くだけ エイエン ノ ユメ 手折った花は灰となり崩れてゆく 世界が下す 終焉(おわり)の無い理は 抜け落ちた棘が持つ毒のように じわり熱を 残した 貴方の手 貴方の声 貴方の残像(おもかげ)が薄れても ここにいるの どうか届けて 零れ落つ なみだの意味 虚しいこの世界包み込み枯らすだけ 咲き誇るヒカリの花 擁くまで 目を覚ますその瞬間 再び動き出す遊戯から 逃れること許されたなら ただひとり 夢に迷い 誰にも愛されず闇の中朽ちるだけ それは楽園? 流れゆく時を越えて 幾度となく剣交えても 望む朝は来るのでしょうか? 課せられた いのちの意味 自らの存在 それだけが証なの ウツロウ ハ ウツセミ ノ カゲ 歌手:kukui 作詞:霜月はるか 作曲:myu
潮風抜けるバス停 降り立つ僕を待つのは 錆びたドアのカフェと いつか来た海 濡れた砂の両足 投げ出し見てた波 時が過ぎることも 知らずにいたんだ 今も君に会いたい 今も君を想うよ um 光渡る午後の海に 眩しい君が微笑む ふたたびもしも逢えたら も一度此処へ誘うよ 君に好きと告げた いつか来た海 ふざけながらキスして 何にも言えぬ僕 だけど君は笑って 瞳を閉じたよ 今は遠い約束 今は遠い温もり um… 揺れる波のしじまそっと 愛しい君が手を振る 寄せてはかえす波よ どうか届けておくれ 君に君に会えて良かった 今も君に会いたい 今も君を想うよ um 揺れる波のしじまそっと 愛しい君が手を振る 歌手:ビリー・バンバン 作詞:渡辺なつみ 作曲:森正明
赤揺れる灯に なにが見える 星浮かぶ腕に なにを想う? ああ お前が嘘を唄う度に またひとつ愛を破り捨てる そうだ 夢を観るばかりが能じゃないさ 笑えよ この二人を どうか いつか解るその日まで 吐き戻す生理 キミを拒む ああ お前が嘘を唄う度に またひとつ愛を破り捨てる そうだ 夢を観るばかりが 能じゃない 笑えよ この二人を どうか いつかは ねえ 浴びる死は孤独 終わることない唄を ねえ どうか届けて欲しい 体内から 発売日:2017-11-08 歌手:lynch. 作詞:葉月 作曲:葉月
蒼い日々を揺らす優しい憧憬が 心の音 鳴らす 触れ合う その瞬間 広がりゆくことを怖れず進めば 幾度となくきっと出逢えるはずだから 夜明けの風がコンパスのように 道の先まで標している どこにいたって この眼差しがいつも 同じ色に染めゆく 響き合うように 重ねるように 喜びでも悲しみでも 刻み続けて 君がこぼした 愛のひとつぶ 私の未来の かけらになってゆくから 長く長く続く時間を追い越して 願い込めたメロディ 聴こえるはずだから 夜明けの風よ どうか届けて 道の先まで繋ぐように 違う世界も いつしか混ざり合って 同じ色に染めゆく 語り合うように 奏でるように 喜びでも悲しみでも 刻み続けて 君がこぼした 笑顔の花が 私の未来の かけらになってゆくから 窓辺に(心を) 流れる(開く) ロゼの調べ 何より(誰より) 静かに(そっと) 寄り添っている 全てを(明日を) 照らした(照らす) 光の中 少しの(小さい) 夢でも(夢も) 拾って行こう 発売日:2019-05-08 歌手:スフィア 作詞:櫻井美希 作曲:riya(eufonius)
風が吹いたら タララッタラッタラ 雲が流れて タララッタラッタラ 雨が降っても タララッタラッタラ 鳥は羽ばたく タララッタラッタラ あなたの声で 呼んでくれたら あらしの中も 飛んでゆくから 言葉にいのち ひとつひとつに 翼があって そこへゆくから タララッタラッタラッタラ タララッタラッタラッタラ 夜が降りたら タララッタラッタラッタラ 星が泣いてた タララッタラッタラッタラ 胸が騒いで タララッタラッタラッタラ 歌が生まれる タララッタラッタラッタラ こわさぬように こぼさぬように 心の声を そっとあつめて 海の向こうの 遠いあなたへ どうか届けて コトバドリたち 重なりあって 響き合って 音符になって 互いの名前を呼びあって 重力から自由になって 唇を飛び立つ言葉たち 夜の静寂に降り立つ鳥たち クレッシェンド クレッシェンド もっと Ah あなたの声で 呼んでくれたら あらしの中も 飛んでゆくから 言葉にいのち ひとつひとつに 翼があって そこへゆくから こわさぬように こぼさぬように 心の声をそっと集めて 海の向こうの 遠いあなたへ どうか届けて コトバドリたち あなたへと まっすぐに あなたへと まっすぐに 発売日:2019-07-24 歌手:原田知世 作詞:赤松隆一郎 作曲:赤松隆一郎
指宿(いぶすき)行(ゆ)きの 列車に揺られ 今日は切ない 一人旅 あなたと歩いた 知林ヶ島(ちりんがしま)の 縁(えにし)を結ぶ 砂の道 現在(いま)は涙の 満ち潮で 渡りたくても 渡りたくても 渡れない 小さな駅の 黄色いポスト どうか届けて この想い 出逢いと別れが ぶつかり合って 一期一会の 砂の道 愛の炎を 消せなくて 忘れられない 忘れられない 忘れない 錦江湾(きんこうわん)に 面影揺れて あなた恋しい 桜島 幸せ誓った 知林ヶ島の 絆を繋ぐ 砂の道 現在(いま)は未練の 満ち潮で 戻りたくても 戻りたくても 戻れない 発売日:2020-03-11 歌手:原田悠里 作詞:徳久広司 作曲:伊藤美和