夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉 ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ 歌手:石原裕次郎 作詞:梅本としお 作曲:花礼二
ああ霧の中手探りの明日が来るわ さあまとわりつく言葉はみな霧となれ ねえいつの日か目覚める時が来るなら教えて もう疲れ果てたわ白いため息微かに 全てを失えれば自由に近づけると知っている 喧噪を避けながら冷えた螺旋階段 座って泣いている ああ霧の中迷ってる終わらないね さあ逃げ場もない想いはみな霧となれ ねえいつの間に目覚める意味を失くすか教えて もう恐くないわくすんだ空を眺めて 自由を手に入れると全てを欲しくなると理解ってる 幻想を捨てられず凍る螺旋階段 昇って震えてる ああ霧の中溶けてゆくそれでいいの さあやがて終わる私だから霧となれ ああ遠ざかる現実は誰のために さあ連続する世界はみな霧となれ 発売日:1998-08-26 歌手:SARAH 作詞:RYUTA MASUYAMA 作曲:sarah・NADEGE CELLIER