そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった 名前を知って 目と目が合って ドキドキしたら 三月元気でいられたあの日 初めて電話した時 声も指も震えてた 何を話したか憶えてなかった 既にその頃 僕の心の中に 愛に思い上がる種は 播かれていたんだろう しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに なのに人は 何故何もかもに 思い上がってしまうのだろう 君の為ならば何を 捨てても惜しくなかった 夢も仕事も時間も 友達さえも 酔い痴れ乍ら 登りつめてた 紅いルージュで ひと月元気でいられたあの日 それから僕等は長い だらだら坂をくだって 笑顔も言葉も少なくなりはじめた ガラスの靴の魔法がとけて 物語の二人は くすんだ ただの人になる しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに なのに人は 何故しあわせに 思い上がってしまうのだろう ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった あの日の僕が 今の僕を 見たなら どんなにどんなに自分を悲しむだろう そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ほんとうにとても近くにいた しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ 発売日:1993-10-25 歌手:さだまさし 作詞:さだまさし 作曲:さだまさし