くたびれたリュックは空っぽのままの歌が含まれ

フレイム-flumpool

舞い上がる花 アスファルト叩く向かい風吹く坂道 上ってく

破れた靴を気にしないように 新しい景色だけを見据えている

走った分だけ 磨いた分だけすべて報われるわけじゃない

それでも時々見える希望(ひかり)に 心奪われて

また立ちあがって 歩き出す

指で創ったフレイムを覗きこめば

遠くで手を振る 真っ白な僕がいる

こんな風に生きてんだって たったひとつ

光る瞳で Yesと答えたい

自分で良かったと思える瞬間を追いかけて歩く

生きてゆくよ

背中を押され 聴こえるは愚痴で 通り雨を恨むような しかめ面で

安物のシャツ 破れば古着に見えるとつぶやく背中泣いている

誰もが何かを決める時に よぎる苦い思い出は

これから出会う宝の価値を測るためにある

掴み取るものの愛しさを

今がすべてで現在(いま)がすべてじゃないと

逃げたり慰めたりしながら 進んで

花びらが舞う 風のなか僕は

ひとつ ひとつと足跡を残してゆく

せつなさや虚しさの瓦礫の中

もがきながら 希望(ひかり)探している

孤独な旅路は 坂を登る途中…それこそ夢

指で創ったフレイムを覗きこめば

遠くで手を振る 真っ白な僕がいる

くたびれたリュックは空っぽのまま

それでも微笑(わら)って Yesと答えたい

自分で良かったと思える瞬間

この世に出会えて良かったという瞬間

自分で良かったと叫びたい瞬間を追いかけて歩く

生きてゆくよ

発売日:2009-12-23

歌手:flumpool

作詞:山村隆太

作曲:阪井一生