夜になっても眠らない僕と街の灯りは ひっそり冷えた深海底をゆらりゆらす深海魚 遠く頭上にさぽっかり、そうしてひんやり浮かぶ満月は ひっそり冷えた深海底 その水面の目標点です 繁雑と享楽と遊泳する耳鳴りと 光を背負った残像と 思い出しては息ができない 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜でもなきゃ気づけない 視力だけでは生きれない 今夜あんたが立てた低周波 大人しくあたしは呑まれてみよう 一瞬も永遠でまっさら平坦も抑揚で 突っ立ってるだけで世界の方が駆け巡っていく 全部聴いて具象化しただけ あんたの歌を ここまできたならエンジンを止めて どこまで行けるか 後は任せよう 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜闇の潜水艦 サーチライトじゃ照らし出しきれない世界がそこにある 発売日:2010-07-15 歌手:日食なつこ 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ