風が包みこんだ大きな木の下で 僕は夢を歌おう 四葉のクローバーを ひとり探し歩いた頃の夢を 胸の奥で点滅する寂しさだけが 道を照らしてた 光を待ちくたびれると いつも それだけが道を照らしてた あなたに出逢い 分かり合えた 一つ一つの夜を分かち合えた 通じ合うのは言葉じゃない 互いの胸に秘めてる孤独さ 虚勢を張り続けるこの唇を あなたは優しく撫でてくれた やっと僕は僕でいられた 聴かれなかった歌は こぼれてく涙は 空と大地が受け止めてくれてた 人は「ひとり」だって 信じて生きてきた あなたに出逢うまでは ずっと 今の自分のままで 人を愛す勇気がなかったから弱さを隠し 本当の自分が見えなくなるくらい 遠くまで走ろうとしたんだ 絵の中の青を切り取って 自分の空に貼り付けたりして もっと青い空が欲しい そう願うのはみんな一緒だね 笑顔は作るもんじゃない 心の淵からこぼれるもんだね 感謝はしようとするもんじゃない 自然と湧きあがるもんだね 人よりも もっと幸せであらねばと いつの間にか思ってた 比べることのできないものまでも比べて 鎖を身につけた 痛みが遠くの方で泣く声がしたから レンズを覗いた 優れる者だけが愛されていた 探そうと思ったら 人間なんてのは 欠点だらけの生き物さ 愛される理由がなくて 自分を探した 僕は少し間違えていたね 行くあてもないまま 漂うようにして いつも「ひとり」を選んできた 笑顔も喜びも 触れ合いの内側から 咲きこぼれてゆくものなのに 傷のない場所なら こんなにもあるのに 向き合うことから逃げてきた 全てに目を伏せて このまぶたの裏に 完璧な世界を描いたけど 瞬きの向こうに 愛を探した時 祈りが一滴こぼれた か細い親指で 拭ってくれたのは 傷だらけのあなたでした 風が包み込んだ 大きな木の下で あなたと二人でいよう 眠りにつくあなたの やわらかいまぶたに 静かにキスを落とそう 発売日:2007-11-21 歌手:Aqua Timez 作詞:太志 作曲:太志
ずっと逃げてた 向き合うこと 心にフタをして隠してた NOと言える勇気がなかった 嫌われるのが怖くて さよならの時が来た 柔らかい風が吹く 優しさに甘え 傷つかないようにするのは もう終わり 「ありがとう」がこんなに切ないのは 情けない自分と寂しさのせい 笑われたっていい 強くなれるなら 鳥カゴから飛び出そう 旅の途中で またね 疲れたら一休みしよう じゃないと 長くは歩けない 限りある人生の中 どれだけの事ができるかな? 出会いの時が来た 新しい風が吹く 一人きりの夜 孤独を抱きしめ眠るのは もう終わり 「ありがとう」がこんなに嬉しいのは 別れの傷みを知ってるから 大切にしたいと思えたら 愛が生まれた証 人は誰も皆 重い荷物を背負いながら 坂道をのぼってく その中で愛を拾って 育てるの 「ありがとう」がこんなに切ないのは 君のゆがんだ笑顔と涙 笑われたっていい 強くなれるなら 鳥カゴから飛び出そう 「ありがとう」がこんなに嬉しいのは 別れの傷みを知ってるから 大切にしたいと思えたら 愛が生まれた証 旅は続くから… 発売日:2009-07-08 歌手:絢香 作詞:絢香 作曲:絢香
通りのドアが開き 雑踏が迷い込む そのとき まぼろしを見てる気がした 小走りのシルエット ガラスを押して あなたが店に入ってきた もしも微笑み この席で向き合えば 時は戻ってしまうよ 遠い日に 全てを分かち合い 歩いた二人が 今では柱越し 別のテーブル だれかとメニュウを選ぶささやき 振り向く勇気がなかった 会わない日々を云いつくす言葉など もういらないよ 気づかずいて欲しい 昔の恋をなつかしく思うのは 今の自分が幸せだからこそ 発売日:1996-11-20 歌手:沢田研二 作詞:松任谷由実 作曲:松任谷由実
三月生まれのはずだから 仮の名前で弥生と付けた 男か女か知らぬまま ふと閃めいて そう付けた 麻酔が醒めて 目が覚めて 側に居たらば不安げに 覗き込む顔 探してた サイン残して去った人 ごめんね ごめんね 本当にごめんね 百万粒の涙なら 弥生、あなたの悲しみ消せるでしょうか 許して 許して 私を許して 心底愛した人の子と 弥生、言ったら返って怒るでしょうね かごめ かごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ? 迷って悩んだ結論に 人に知られず 両手合わせた その後 出会った夫にも 申し訳なく思う日々 夢から醒めて 目を覚まし うなされてたと指摘され あなたの名前呼んだかと 胸が震えて痛む朝 私に勇気がなかったせいなの 百万回の言い訳は 弥生、あなたの心 癒すでしょうか? 乳房をまさぐる小さな掌 現つのような夢だから 弥生、ひととき幸せ味わっていた あなたが居たらば妹に なるはずの子はすくすく育ち 時には我がまま言いながら 娘盛りを謳歌する 麻酔が醒めて 目が覚めて 愚かな自分 責めていた もっと大人になれてたら あなたのこと守れたと 悔やんで 悔やんで 馬鹿だと悔やんで 百万回の後悔も 弥生、あの日の私に戻せはしない 歌って 歌って ひっそり歌って 独り呟く子守り歌 弥生、あなたの耳には届くでしょうか この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら 三月生まれのはずだから 仮の名前で弥生と付けた あれから幾度も花咲かせ 春は思い出 連れてくる 優しい夫 愛する子 囲まれながら 時が行く 月命日に菓子供え あなたのことを忍んでる ごめんね ごめんね 本当にごめんね 百万遍のごめんねは 弥生、あなたの御魂を慰めますか? 今年も幾千 幾万 幾億の 薄紅色の花びらで 弥生、無数のあなたが青空を舞う さくら さくら やよいの そらは みわたすかぎり かすみかくもか においぞ いずる いざや いざや みにゆかん 発売日:2008-08-27 歌手:研ナオコ 作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童
あなたの帰ったこの部屋 秒打つ clock テレビの音だけ こんな沈黙の味方は 話せる girl friend だけね イヤな女になりたくなかったから “もう会わない”と言い出した あなたのせいじゃない 悪いのは私よ だけど泣き出したのは 楽しかった時間が甦るから いっそあなたを嫌いになりたい 友達になんかなれない 強い雨が 降り出した このまま眠りの中へ 寂しさの中で出会った 初夏の風が 話しかけるように お互い似た者同志で 同じ夢を見てた 彼女を傷つけ 奪える程 勇気がなかったの 苦しくて あなたのせいじゃない どんなに好きでも 遠ざかる背中を 追うことはできないの これでサ・ヨ・ナ・ラ 二人過ごした 幸せな生活を 記憶から追い出して そしていつか この痛み 懐かしく抱きしめるでしょう あなたのせいじゃない 悪いのは私よ だけど泣き出したのは 楽しかった時間が甦るから いっそあなたを嫌いになりたい 友達になんかなれない 強い雨が 降り出した このまま眠りの中へ 発売日:1994-08-08 歌手:ZARD 作詞:坂井泉水 作曲:栗林誠一郎
いつも君と居た ただ君を見た 君と歩いていた 君と僕の理論 二人乗りの 頼りないローファイです そう来たか 若い僕らを引き裂くような運命よ 君の親 大嫌い 逃げようか さよなら夜明け 悲しくて 僕は泣いてたんじゃ無い いつか二人だけの世界よ いや だから側で 飽きるまで 君を抱いてたいだけ 走馬灯のような夜明け 若すぎた二人 夢を見たり してただけかもな 君と僕は昨日 抱えた苦悩から 逃げた 負けた 大人は汚いないだとか そんなセリフはいらない ただ僕に 勇気がなかった さよなら夜明け 悲しくて 僕は泣いてたんじゃ無い いつか二人だけの世界よ いや だから側で 飽きるまで 君を抱いてたいだけ 走馬灯のような夜明け 僕には何も無くて 無力で ただ 坂を転がる石で 愛を語るだけでさ 君を守る事も出来なくて また君と出会えるかな 幼い日々の想い出となるのかな 僕がたとえ大人になったって 君を守れずに また泣くのかな 君の親 大嫌い 逃げようか さよならとだけ 伝えて君は去ってくけど どうやってそれを止めればいいのか 分からずに夜明け また夜明け 繰り返すだけでさ 消えてく さよなら夜明け 悲しくて 僕は泣いてたんじゃ無い いつか二人だけの世界よ いや だから側で 飽きるまで 君を抱いてたいだけ 走馬灯のような夜明け 発売日:2016-12-14 歌手:THE Hitch Lowke 作詞:星☆拓也 作曲:星☆拓也
久しぶりに会った君は変わらなくて まるで昨日の事の様に あの頃の気持ちが甘く蘇る 閉じ込めてた胸くすぐった 惹かれ合ってたのはお互い知ってた そこから何か変わることはなかった 大切にしまい込んだタイムカプセル 開けるつもりはなかったけど とっくに忘れかけてたタイムカプセル 懐かしさが溢れ出した 思い出と一緒に描いてた夢まで 見えないふりしていたのかな 諦めた気持ちがチクっと蘇る 閉じ込めてた胸ざわめいた 勇気がなかったのはただの言い訳 いつからでも出来るはずだったのに 大切にしまい込んだタイムカプセル 開けるつもりはなかったけど とっくに忘れかけてたタイムカプセル 思い出にしておきたかった 大切にしまい込んだタイムカプセル 今からでも遅くないかな とっくに忘れかけてたタイムカプセル 忘れたくなかったこと 発売日:2016-07-07 歌手:ナナカラット 作詞:Asami 作曲:Tetsuya
(Sweet Twilight time) 西風吹く (Still I'm in love) 海岸線 止めたクーペの屋根に 掠れた 夏が 揺れた… (Shadow of Palm tree) (Sweet lonely days) 通り過ぎた (Still you are here) 光と影 閉じ込めてるね 鍵がかかった 夏の名画座 硬い椅子に 愛がぽつんと 座ってるね 夢を見て 今も (Forgive me, boy) 勇気がなかった (Nothin' but love) 私のこと まだ恨んでる…? (Forgive me, boy) 親友の恋人に (So sad my love) 密かに恋をしてた罰だね All alone (Cry in the wind) はがれかけた (Still I'm in love) ポスターへと 想い出たちが 影を落とす 日時計 見てた… (Shadow of Palm tree) (Just memories) 青く煙る (Still you are there) 防波堤で 肩車して“好き…”と ささやいてるわ あなたが 愛さずには いられなかった 叶わないと 知っていたけれど (Remember you) 陽に灼けた 横顔が (It makes me cry) 泣きたいほど まぶしかったわ (Remember you) 親友の恋人じゃ (Dreamin' of you) ねえ なかったらよかったのにね All alone (Forgive me, boy) 三人が背を向けて (Around the love) 座っている 夏の名画座 (Forgive me, boy) パーム トゥリーの影が (So sad my love) いま 私だけ 静かに 消してゆく… (Sweet Twilight time) (Still I'm in love) 発売日:2007-08-17 歌手:生稲晃子 作詞:売野雅勇 作曲:後藤次利
覚えてますか 生まれた街を 駆け出す貴方を私は見ていた 夏休みには花火を見たね 私はいつも泣き虫だったね 焼けた頬の涙を 拭ってくれた日から まるで二人は時計の針 長い長い時の流れに 二人で流されたはずなのに 貴方の針が私を置いて 進むなんて知らなかった 覚えてますか 卒業の時 貴方は少しも淋しくなさそうで 桜を踏んで呼び止めたけど ほんの少しの勇気がなかった 口ごもるサヨナラに 振り向かず手を振った 貴方は強くなったんだね 長い長い時の流れに 二人で流されたはずなのに 私の針は動けないまま それでも季節は巡りゆく 覚えてますか 私の事を 人混みに貴方を見つけた 長い長い時の流れを もしも巻き戻せたとしても 飛んで行けない 私の弱さは 時の流れのせいじゃないから 貴方の事は忘れたいのに どうして遇ってしまうんだろう こんな冬枯れの街角 発売日:2013-06-19 歌手:岩崎宏美 作詞:中村中 作曲:中村中
通りのドアが開き雑踏が迷い込む 通りのドアが開き 雑踏が迷い込む そのときまぼろしを 見てる気がした 小走りのシルエット ガラスを押して あなたが店に入ってきた もしも微笑み この席で向き合えば 時は戻ってしまうの遠い日に 全てを分かち合い 歩いた二人が 今では柱越し 別のテーブル 誰かとメニュウを選ぶささやき ふりむく勇気がなかった 会わない日々を 云いつくす言葉など もういらないの気づかずいて欲しい 昔の恋をなつかしく思うのは 今の自分が幸せだからこそ もう忘れて 発売日:1999-09-22 歌手:m-flo 作詞:松任谷由実 作曲:松任谷由実