眩しかった 子供のようにはしゃいでた遠い夏 焼けた素肌 潮辛いキス どこまでも青かった海辺(うみ) 恋した時間はすごく早く過ぎて 沈んでく夕陽 愛しくて せつなくて 最後まで瞳に灼きつけるように ずっと並んで見つめてた 終わりにしよう 一緒にいるのに思い出しかない もう二人は 幸せだった 出逢った頃には 戻れないくらい 疲れ過ぎてしまったね 空っぽな夜 涙もかれて今はただ眠りたい なのになぜか鳴りだす電話 あなたなの? また期待した 何かが変わると思って抱きあって 何度も何度もやり直して でも駄目で 繰り返し傷つけ傷つけられて すべてをだんだん諦めた 終わりにしよう どんなにさよなら引き伸ばしてみても虚しいだけ 永遠なんてどこにもなかった 信じあえなかった二人が見た夢(まぼろし) あなたじゃなければ きっと出逢えなかった日々 これからどれだけこの胸締めつけるの あなたの全部で 私の全部で 愛していた あぁ愛していた 終わりにしよう どんなにさよなら引き伸ばしてみても哀しいだけ 永遠なんてどこにもなかった ただそれは二人で見た夢(まぼろし) 二人で見た夢(まぼろし) 発売日:2007-03-14 歌手:上戸彩 作詞:柚木美祐 作曲:大貫成一
物語のはじまりは 静かな夜のことだった 寝惚けた頭で返事を待つ 叶えたいこと 幾つもあるけど 守りたいものも増えていった 失くしたものばかり数えてしまうよ きっとぼくらは子供のままで 「永遠だ」って積み木を重ねた いつか崩れる日がくるだなんて 信じないで あどけない魔法にかけられて ぼくら 終わりを忘れたよ 気付かないままふたりは 踊り続けている 離さないだなんて 言えないで どうか それでも伝わって 馬鹿みたいだな まるでさ 魔法みたいだって 笑っていた この街には何もないけど ふたりは迷ってばかり どこでもいいんだきっと ふたりならば いつかぼくらも大人になるかな 永遠なんてどこにもなかった そうと分かって 結んだ約束も 解けないで欲しかった たとえば お伽話のように ふたり 魔法が解けてしまうと 分かっていても 酷い冗談だと笑って すぐに そっと絵本を伏せた 朝が来て もうぼくは 分かっていた 今日が最後のページだと 開けないままひとりで 花を束ねている あどけない魔法が解かれても どうか ふたりはこのままで 馬鹿みたいだな まるでさ 魔法みたいだって ねえ 解けた花束を 数えながら 笑ってよ ねえ きっとさ 僕らの間を繋ぐものは 物語が終わるまでは 魔法にかかったままで “ふたり”が消えた部屋で絵本を閉じた 発売日:2018-10-17 歌手:Halo at 四畳半 作詞:渡井翔汰 作曲:渡井翔汰