夜の数だけ夢を見た 夢の数だけ涙した 涙の数ほど強くはないな 星の数だけ願ったんだ 願いの数だけため息ついた ため息を集めりゃ空も飛べそうさ ああ 願いも祈りもまじないも 全部試したから ここからはこの足で心で 何度だって僕らは 321で立ち上がる ギリギリのファイティングポーズ レフェリーストップも 投げ込まれるタオルもない このリングに独りきりで 123のその先は 10や100ではなくて 頼りない手探りで 踏み出した一歩を ひとつずつ確かめながら数えていく 明日の数だけ今日があって 今日は越えたい昨日があった 昨日より後ろに下がることもあったな なあ また今日もいつもと変わらない 景色に見えるだろう いつだって不安な明日の扉があるだけ 321で幕が開く 客のいないサーカスの 綱渡りみたいに 足はすくんでいる 渡りきっても拍手はない 目の前はいつでも 真っ暗な闇の中 でも振り返った時 見えている景色には なかったはずの足跡がついてるだろう 足跡がついてるだろう 足跡がついてるだろう 発売日:2016-08-10 歌手:鶴 作詞:笠井快樹 作曲:笠井快樹