大地を追い越して雲が生まれる 小鳥達の群れが飛び立って行く 目を閉じれば 昔、遊んだ頃の 庭先の匂いが側にいるけど 見渡しても見えない場所へ 独り歩いてく 誰かのためじゃない瞬(まばた)き 重ねていけたら まばらな草の上裸足のままで さびついたメロディー口ずさんでる どこかへと続く空の下 石をけとばして 誰かのものじゃない素顔で 声をからしてる こんな広い世界のまん中 もっともっと 転んでもいいさ 誰かのものじゃないし 誰かになれはしない 誰かのためじゃない 誰かになれないさ 風に踊る光 今、こぼれる 発売日:1991-01-21 歌手:久宝留理子 作詞:岡部真理子 作曲:西田昌史