あんまり無理しないで」の歌が含まれ

毎日がおもしろい程過ぎてゆく

君と暮らす毎日も　平和すぎる程

「今日は早く帰るつもりだったけど

田舎のやつにさそわれてね

ほら　あいつに引越しのとき

世話になったろう

だからさ　あと半チャンつまんで

すぐ帰るから

お土産はショートケーキかい

それとも　にぎり　かい」

この街にももうすっかり住み慣れた

あい変らず遅(のろ)いのは　駅前の工事中

角の酒屋のオヤジともすっかり

顔なじみになってしまって

「オールドにしてよ」なんて言うと

「おや景気いいね」と

「給料日前だから

あんまり無理しないで」

なんて言われて

「それじゃやっぱりホワイトでいいよ」と

今日が終れば　明日までの人生さ

明日は　明日の風に吹かれて

「夕べは　タバコが切れたくらいの事で

どなったりして悪かったね

ただ毎日がなんとなく

平和すぎるから

明日も又晴れるといいね……」

何かいいことありそうな

明日になりそう

きっと夢をみてるね

だってちょっとおかしい

ぼくが生きてる世界は

こんなにキレイじゃない

人気者になってカラフルに着飾ってても

宇宙に投げた砂時計まだ止まったまま

ぼくはうそつきピエロ　青いキャンディはいかが

特技は皆を笑顔にすること

ぼくはうそつきピエロ

『赤い大きな鼻は泣いてた跡？』

そんなんじゃない

もういいからこっち見ないで

『あんまり無理しないでね。』

『強がりすぎないでね。』

こんなぼくに優しく

微笑むひまわり

おどけて笑われてそれで幸せだったのに

宇宙に投げた砂時計動いてしまうよ

ぼくは泣かないピエロ　青いキャンディあげるね

自慢はほっぺの涙のマークさ

ぼくは泣かないピエロ

ずっと笑って生きてたよ

すごいでしょ？

だからもうこれ以上優しくしちゃだめ

夢を見てるの　長すぎる夢

覚める前最後にひとつ聞いて...

もし宇宙を全部ぼくのものにできても

きみが笑わなきゃなんの意味もない

ごめんねきみに恋したピエロ

いつの日かきみの太陽になりたいんだ

砂時計動き始める