すねてなったか 性分なのか 旅から旅へと 渡り鳥 浅間三筋の 煙の下にゃ 生れ故郷も あるっていうに 男 沓掛時次郎 女知らずが 女の世話を その上 坊やの手をひけば すまぬ すまぬと いう眼が辛い 旅だ旅だよ 許してくんな これがおいらの せい一杯 男意地づく 生命をかけて キリリと結んだ 三度笠 義理はすんだが 泣かずに来たが またも今日から 行先ゃ知れぬ 旅の合羽を 風が吹く 発売日:2005-12-16 歌手:橋幸夫 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正
すねてなったか 性分なのか 旅から旅へと 渡り鳥 浅間三筋の 煙の下にゃ 生れ故郷も あるっていうに 男 沓掛時次郎 女知らずが 女の世話を その上 坊やの手をひけば すまぬすまぬと いう眼が辛い 旅だ旅だよ 許してくんな これがおいらの せい一杯 男意地づく 生命をかけて キリリと結んだ 三度笠 義理はすんだが 泣かずに来たが またも今日から 行先ァ知れぬ 旅の合羽を 風が吹く 発売日:2008-10-01 歌手:古都清乃 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正
意地の筋金 一本通し 義理と仁義の 道を行く やむにやまれず 長脇差を 抜けば仏が また増える 片手拝みの 片手拝みの 時次郎 「渡世の道は無情なものでございます 一宿一飯の恩義から おきぬさんの大事なご亭主の命を奪い 太郎吉を父無しっ子にさせちまった 詫びてすむことじゃござんせんが これからは 二人の身を守ることが この時次郎の せめてもの罪ほろぼしで ございます 追われ鴉が 流れて着いた 風の熊谷 仮の宿 残るこの子が 不憫なら 死んじゃいけねえ おきぬさん 涙こらえる 涙こらえる 時次郎 「泣くんじゃねえ 太郎吉 おっかさんは 天国の父のところへ行ってしまったんだ 死んだおきぬさんの夢でも見たのか 目から うっすらと 涙がにじんでる 太郎吉の寝顔を見ていると不憫でならねぇ どうか おきぬさん天国で見守ってやって おくんなせぇ 三人で川の字に寝た夜を 思い出しておりやす」 生まれ故郷の 浅間をしのび 唄う追分 子守唄 笠と合羽を 投げ捨てて 堅気姿で 戻りたい 男 沓掛 男 沓掛 時次郎 発売日:2005-02-23 歌手:島津亜矢 作詞:宮沢守夫 作曲:村沢良介
すねてなったか 性分なのか 旅から旅へと 渡り鳥 浅間三筋の 煙の下にゃ 生まれ故郷も あるっていうに 男沓掛 時次郎 女知らずが 女の世話を その上坊やの 手をひけば すまぬすまぬと いう目が辛い 旅だ旅だよ 許してくんな これがおいらの せいいっぱい 男意地づく 生命(いのち)をかけて キリリと結んだ 三度笠 義理はすんだが 泣かずに来たが またも今日から 行先ゃ知れぬ 旅の合羽(かっぱ)を 風が吹く 発売日:2009-03-28 歌手:天童よしみ 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正
すねてなったか 性分なのか 旅から旅へと 渡り鳥 浅間三筋の 煙の下にゃ 生れ故郷も あるっていうに 男 沓掛時次郎 女知らずが 女の世話を その上 坊やの手をひけば すまぬ すまぬと いう眼が辛い 旅だ旅だよ 許してくんな これがおいらの せい一杯 男意地づく 生命をかけて キリリと結んだ 三度笠 義理はすんだが 泣かずに来たが またも今日から 行先ゃ知れぬ 旅の合羽を 風が吹く 発売日:2015-07-08 歌手:氷川きよし 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正
意地の筋金 度胸のよさも 人情からめば 涙癖 渡り鳥かよ 旅人ぐらし あれは 沓掛時次郎 来るか時節が 時節は来ずに 今朝も脱け毛が 数を増す 今度の浮世は 男でおいで 女とかくに 苦労がち 月よもの言え 姿をうつせ ただ照るばかりじゃ 罪つくり 泣いた別れは 忘れも出来よ なまじ 泣かぬが命とり 千両万両に 枉(ま)げない意地が 人情からめば 弱くなる 浅間三筋の 煙りの下で 男 沓掛時次郎 発売日:2011-01-01 歌手:川崎豊、曽我直子 作詞:奥山貞吉 作曲:長谷川伸
すねてなったか 性分なのか 旅から旅へと 渡り鳥 浅間三筋の 煙の下にゃ 生まれ故郷も あるっていうに 男 沓掛時次郎 女知らずが 女の世話を その上 坊やの手をひけば すまぬすまぬと いう眼が辛い 旅だ旅だよ 許してくんな これがおいらの せい一杯 男意地づく 生命をかけて キリリと結んだ 三度笠 義理はすんだが 泣かずに来たが またも今日から 行先ァ知れぬ 旅の合羽を 風が吹く 発売日:2007-09-21 歌手:山内惠介 作詞:吉田正 作曲:佐伯孝夫