何かが変わりはじめてる 目に見えないかすかな違い こちらではほんの少しだけど 今ごろ向こうは大騒ぎ 窓辺の花がしおれたら 旅に出る仕度をしよう 仕度といっても荷物はいらない 翼の生えた靴もいらない 早い話 何もいらないってこと。 実はそうさ 仕度もいらない。 視線のすみで何か動いた 急いであとを追いかけるかい? 追いかけなくても同じことだけど 気がつけばきみはもうそこにいない こちらで花がしおれたら 向こうでは何が起きてる? いろんなものに水をやってみよう 普通のやり方じゃ だめさもちろん もう少しきみは賢くならなきゃ 三日月(トビウオ)で背中がかけるくらい 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい いないフラミンゴ 思い出せるかい 起きてない事件 思い出せるかい 僕の名前 命の花がふるえてる 大事な花がきらめいてる 少女のきみが笑っている ほら 向こう側の王国で ここからどこへ? どこからどこへ? 心の地図はくるくる回る 空耳の声が導く旅は 始まりも終わりも途中もない 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい 知らない呪文 思い出せるかい 今から始まる 作り話のほんとのお話 発売日:2002-04-17 歌手:谷山浩子 作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子
落ちない羽は無いけど 一度だけでも飛べるなら あなたにきっと教えよう ブルーバード 高く口ずさんだ星 解けない魔法は無いけど 一度だけでも飛べるなら あなたをきっと乗せたげる ブルーバード 悲しい夢なら要らない すべてが一瞬で逆さま向きそうな夜 ちょっとグッとくるメロディー浮かぶ 電線なんかじゃ伝わらない 大事なことがわかるでしょう 抜けない羽が落ちたら 誰かの眠る場所になる あなたをそっと休ませて ブルーバード 砕けた星拾いに行く すべてのきっかけがあのビルの隙間から 流星のあとを追いかける 電線よりも高く光っておくれ 愛する人に届くように 落ちない羽は無いけど 一度くらいなら飛べるかなぁ あなたをぎゅっと抱きしめて ブルーバード 高く口ずさんだ星 ブルーバード 高く口ずさんだ星 発売日:2013-02-27 歌手:オレスカバンド 作詞:tae 作曲:Kohei Dojima
長い長い下り坂 寝ぐせをつけたわたし 駆け足で転ばないように 間に合え いつものバス 息を切らせて走る 昨日の雨 水たまりをよけて おろしたての靴を汚さないように 気をつけて跳んだ あがる水しぶき、波打つ雲 ぶつかる 振り向くキミ スローモーション 落とすカバン 目が合う一瞬 ほんの一秒 永遠に続きそうな感覚 おもわずそらす視線の先にびしょぬれの靴 キミは無言 はっと我に返るワタシ とっさに□をつく言葉 「ごめんなさい! 怒ってますよね!」 早口で言えてない 逃げていい……? 「下向いて走るなよな」 めんどくさそうにそう言いながら 拾ってくれた 水浸しのカバン ポケットに手を入れたまま 「ほら、ちゃんと持て」 差し出されて両手で受け取る わたしの頭をポンと叩く やられた 思考が止まる スローモーション 衝撃が駆け抜けていく ほっぺをつねる 落ち着いて……舞い上がらないで…… 止まらないドキドキ スピード上げる心臓の音 キミは歩く 思わず後ろからシャツを引っ張っていた ひとすじの風 木の葉を揺らして 雨露が頭にパラリと降りかかる ワタシは見上げる まっすぐにキミの瞳を見る これは恋なんですか この気持ちに気がつかれないように あわてて後ずさりしながら 「なんでもないです!」 まずい……ばれた……? お願い 気が付かないで スローモーション 耳まで赤く染まる どうしよう 怒らないで 早歩きで先に行かないで あとを追いかける 停留所からバスが走っていく 「あーあ、遅刻……」 とっさに「はい!」って元気よく返事した うれしい 発売日:2009-03-04 歌手:supercell feat. 初音ミク 作詞:ryo 作曲:ryo
まるで風のあとを追いかけるように 想い出が残る店に又 僕は来てしまった 君が左手で砂糖をいれた 砂糖はこぼれてお皿に落ちた か細い指がそれをぬぐって 涙がひとつぶ爪にこぼれた まるで風のあとを追いかけるように 君がいなくなった街に又 僕は来てしまった きっと僕の事を許さないだろう すて猫のような眼差しが 僕の胸をつきさす 君はいきなり首の鎖を 両手でちぎって僕に投げた 指輪をぬいて窓に投げた ガラスがくだけて恋が終った まるで風のあとをかけぬけるように 君がいなくなった春が又 街に来てしまった 街に来てしまった 発売日:1995-11-01 歌手:古谷一行 作詞:喜多条忠 作曲:東郷和声
いままでずっと信じてた明日(あす)の青い空には きっと予報通りの雨が降る あなたに自由をあげたい私の小さな窓 変わってゆく景色と同じ涙 それでも夜空のためなら昼間も 輝く星に手を重ねながら あなたに届けたいこの私の声を 目を閉じて 逢えるかな 泣きたいぐらい好きが この空 照らすよ あたしの心に光り始めた青い星は歌う あなたのあとを追いかける私の小さな影 木漏れ日はさびしさにそっと寄り添う となりにいるはずの昨日に背を向けて歩く道 自分の力だけじゃ進めないの それでもふたりで一緒にいたくて あなたの色と重ね合わせたくて 青空に一粒の見えない私を探して 目を閉じて 逢えるかな 泣きたいぐらい好きが この空 照らすよ あなたの瞳に映り込んだ 青い星の祈り 目を閉じて 逢えるかな 泣きたいぐらい好きが この空 照らすよ あたしの心に光り始めた青い星は歌う 目を閉じて 逢えるかな 泣きたいぐらい好きが この空 照らすよ あなたの瞳に映り込んだ 青い星の祈り 青い星のうた 発売日:2012-07-04 歌手:Manami 作詞:Manami・THEbu 作曲:Jiro Nakamura