流れてく何度も 同じ景色を歩く 真っ白な世界に 取り残されてくようで ただバラバラに散らばったカケラ ひたすら眺めた 現実を変えるにはきっと幼すぎて 届きそうな声も聴こえないまま 通りすぎてく 雪のように音もなく そっと溶けてく かじかんだ手を伸ばし 追いかけた先には 笑う君がいた 平気だった 寒さも 冷たい雪でさえも 真っ暗な夜空に 舞う光が好きだった この変わらない毎日を 繰り返し 息を潜めて 誰ひとり 気づかないままに 終わればいい 届きそうな距離が届かないのは 臆病だから 君という 温もりが 信じられない 震えてる手を伸ばし 握りしめたものは 心を濡らした 知りたくなかった この耳では 聴こえすぎて 遠くてもどこまでも 君のことを… 壊れそうな程さみしくて叫び続けた 君のいない 孤独には もう戻れない 会いたいと手を伸ばし 絞り出した声は 光が指す方へ 発売日:2016-07-06 歌手:田所あずさ 作詞:田所あずさ 作曲:田所あずさ・加藤大祐
ねぇ なんでこんなにも 涙溢れてくるんだろう? そっと手を握り合った あぁ …もう行かなくちゃ 桜並木 はしゃいだ帰り道 蝉の声に隠れて泣いた夏 秋の空へ 競い合うように手を伸ばして 肩を並べて白い息を見せ合った ありふれた日々はいつしかきっと かけがえのない足跡へと 何度だって 繰り返して 大人になってく どこまでも青空は無限に生まれてく そこに終わりもはじまりもない 踏み出したその一歩がはじまりを作るんだ 歩き出せば そう どこへだって行ける ぼんやりした未来 今はまだ怖いけれど こんなにも眩しく見えるんだよ 見上げれば はじまりの青 最後にギュッと 君の手を握りしめた 君と同じ明日が来ることを 当たり前にずっと思っていた 「寂しくなんかないよ…」 絞り出した声は 優しい風に吹かれて消えていった 遠ざかる大切な日々にただ 手を伸ばして 届かなくて 何度だって 立ち止まりそうになるけど 見上げれば厚い雲がいつの間に広がっていて 心にそっと涙 降らせても 巡る季節の中で 踏みしめた足跡は どんな雨にも消えたりしないよ 重なり合った声も 握りしめた手のひらも いつだって空へと映し出して 明日へと虹を架けたら 涙をグッと飲み込んで 歩き出そう そっと手を離して それぞれの未来を さあ はじめよう どこまでも青空は無限に生まれてく そこに終わりもはじまりもない 踏み出したこの一歩がはじまりを作るんだ 歩き出せば そう どこへだって行ける ぼんやりした未来 今はまだ怖いけれど こんなにも眩しく見えるんだよ 見上げれば はじまりの青 最後にギュッと君の手を握りしめた 発売日:2018-08-31 歌手:シュウと透明な街 作詞:透明な街 作曲:透明な街