ギューに挿し込まれた車両が重く走る そんな街 飛び出して 夜空を見上げて ここは1日にBusが2本しか来ない 時間軸が壊されてゆくよ 今頃君は一人で分刻みの予定をこなす それでも大切な一秒見落として 過ぎてく… こんなに遠く遠く離れてやっと 気づき始める「毎日」の奇跡を 責任だけをかぶりすぎていたから 自分の「素直」が隠れていたね Pocketに詰め込んだCandyが少し 溶け始めたそんな思い出 ココロをくすぐる アルバムを開いても懐かしいだけで 風の感触なんてなかったのに… 幼年期も急ぎ足の背中を追いかけていた いろんな涙に出会ったけど 「毎日」にはじめて泣いた こんなに遠く遠く離れてやっと 気づき始める「毎日]の奇跡を 時と戯れバトルも頑張ったなら いつものSpeedのGearを上げよう こんなにゆっくり窓から見える雲か 動いて形を変えてくなんて Busから見える数えきれない程の 「日常」がきっと私を変えてく それでもどこかで重い車両に乗った 自分の空気に帰りたくなってる 結局1秒も離れたくない 人と夢が私を呼んで離さない いつか「毎日」が見えなくなりそうな そんな時にまたこの場所に来よう 風が揺れるこの木をくぐり抜けて オリオンが見える小さな場所まで… 発売日:1998-10-07 歌手:小泉今日子 作詞:田中花乃 作曲:田中花乃