冷え枯れた砂漠のすみに 夕暮れが迫って来れば 独り見上げる空高くなっていく 想い出せない過去からの 数えきれない瑕からの 訣別の狼煙がたちのぼる 絡みつく風の冷たさが 夜露を結ぶセイジの葉が 旅発つ刻を示唆してゆらめく さあ出掛けようか 黄泉の国にむかうのは すべてなしとげて それまで 心して生きよう いつかの月曜の朝 祖父が呟いた 「今日は死ぬにはいい日だ」と そう 確かに 蜘蛛の糸で縫い合わせた 箙を肩に立ち上がる 空にあふれそうな星がつきまとう 侮りがたい未来からの 忘れられない罪からの 訣別の兆しが放たれる 交差した矢を信じ続け 交差した矢に応えるため 振り向くことは2度とないだろう さあ出掛けようか 黄泉の国にむかうのは すべてなしとげて それまで 心して生きよう いつかの月曜の朝 祖父が呟いた 「今日は死ぬにはいい日だ」と そう 黄泉の国にむかうのは すべてなしとげて それまで 心して生きよう いつかの月曜の朝 祖父が呟いた 「今日は死ぬにはいい日だ」と そう 確かに 発売日:2002-03-27 歌手:麻倉葉(佐藤ゆうこ) 作詞:李醒獅 作曲:大森俊之
さあ 出掛けようか 君を連れ 終わりのない旅路へ 苦しみは置いて行こう 愛を詰め 夢と未来 想い出も忘れずに 蛇の巣穴(あな)で笑う子供達 螺旋が見た夢 僕らは授かり 園の記憶を 体と心が求める 懐かしき世界は 暗い時を経て生まれ変わる やがて 新しき世界で 君は名も知らぬ子らと手を繋ぎ 笑っている 愛も祈りも形じゃなくて 心と体を捧げる 暖かな季節よ 愛をまだ得ぬ人の元へ届け 限りない命が 今日もまた高らかに天(そら)へ歌う 懐かしき世界は 暗い時を経て生まれ変わる やがて 新しき世界で 君は名も知らぬ子らと手を繋ぎ 笑っている 発売日:2009-02-25 歌手:D 作詞:ASAGI 作曲:ASAGI