遥かな波路を 一人漕ぎ出して来たけど 月日は風に舞い 涙はいつか枯れた ああ眠れぬ夜には 君の面影 そっと胸に抱きよせて ポロンとギターつまびけば 波間に月は浮び そよ風は甘く香るよ 切なさに負けたら自分が消えてしまう ああ窓打つ冷たい雨の夜に かなしい夢をみた 泣きぬれて 「サヨナラ……」 君がささやいた 恋人よ 待っている月日は肩に重かろう 淋しさに負けないでお前をきっと…… 歌手:あんべ光俊 作詞:安部光俊 作曲:安部光俊