ぼくの名前はウェンデにゃん ちっちゃなぬいぐるみだから いつもあの娘のかばんの中で いつもあの娘を見守っているよ でもね ある晩かばんから そっと抜け出して 月夜のおさんぽに 出てみたんだ 初めて見る世界 ドキドキしたけど 草むらの虫くんが 声かけてくれた 「はじめまして見ない顔だね 月夜の会合は初めてかい? ぼくと一緒に出席しよう 今日の議題は何だろう」 ひょんなことからウェンデにゃん 正しい月夜の過ごし方 みんなと相談しながら 朝を迎えたよ 走れ!ウェンデにゃん あの子が起きる前に かばんに戻らなきゃ 急げ!ウェンデにゃん 今日もドジな あの子を見守るために ほらね 月夜が呼んでるよ 遊びにおいでと 楽しい友だちがぼくを待っている 今度の満月の夜は 秋の大運動会があって ぼくはこーろぎくんのチームの 代表選手にばってき ひょんなことからウェンデにゃん 毎晩トレーニングして ちょっぴり疲れたウェンデにゃん でも頑張ってる 今日は満月 待ちに待った 秋の大運動会さ すず虫のチアガールたち 声援がこだましてる 前足上げ ひざの屈伸 準備体操を終えたら はちまき締め 徒競走のスタートラインについたよ 走れ!ウェンデにゃん 風をきって 落ち葉のかげをかけぬける 急げ!ウェンデにゃん 月明かりに 輝くゴール目指して 発売日:1995-10-20 歌手:井上喜久子 作詞:井上喜久子 作曲:井上喜久子
ぼくの名前はウェンデにゃん ちっちゃなぬいぐるみだから いつもあの娘のかばんの中で いつもあの娘を見守っているよ 特別におっちょこちょいらしい あの娘は今朝も忘れ物して バス停からあわてて家に戻って おまけにつまずいて遅刻もしたよ 授業中まじめにノートを取ってる姿は感心だけど 文字を書くスピード遅すぎるのさ 黒板消しで消される瞬間 「あっ」という声出して笑われてる ぼくの名前はウェンデにゃん こんな名前でも犬なんだ いつもあの娘のかばんの中で いつもあの娘を見守っているよ 友達はぼくを見つけると やだかわいいと手を伸ばすけど 喜んでいるのもつかのま ほとんどの子は ぼくの顔フニフニくずして遊んで笑ってる 制服のポケットたまに恋愛小説しのばせて ため息をついては夢見てるけど そのたびにちっちゃなにきびを 鏡に映して悩んでる あの娘の涙は見たくない いつも笑顔でいてほしい ぼくがそばについているかぎり 不幸災難 うしろ足で砂をかけるよ ぼくの名前はウェンデにゃん ちっちゃなぬいぐるみだから いつもあの娘のかばんの中で いつもあの娘を見守っているよ 発売日:1994-09-07 歌手:井上喜久子 作詞:井上喜久子 作曲:井上喜久子