薄れることはあっても 消えることはない 一人の人を愛した記憶 あの頃いつも いつの日も眼差しの先にあった未来は一つ永遠の絆 風に揺れる紅葉の あの小さな木の下で勇気を振り絞って伝えた一つの告白 右手の薬指にはめたお揃いの心地よい束縛 春の温かい陽だまりの中で じゃれ合いながら このまま 時が時が止まってしまえばいいのに 本気でそう思った 「おはよう」「おやすみ」「手を繋ごう」「ずっと一緒にいよう」 「ありがとう」「ごめんね」「また明日」「晴れるといいね」 そんな当たり前の繰り返しが 僕にとって輝く愛の日々でした 過ぎ去った時間は輝きを増して 僕にはあまりにも眩しくて 淋しくて 胸がしめつけられる あの日、抱きしめた腕を緩めたら もう二度と 二度と逢えなくなる気がした そして僕は一人になった 今年も紅葉が風に舞って秋の終わりを美しく彩っています この小さな木の下で静かな恋の物語を終わらせる前に 一つだけ… 僕は、僕はあなたの記憶の中で上手に笑えてますか? 発売日:2006-04-05 歌手:Aqua Timez 作詞:太志 作曲:mayuko