いつの間にか 言葉はすべてを語らない でもかまわない 移り行く日々も どの季節も 素肌に刻み付けてきたから さかさまに振れば 散らばるような 時間を思い出して 聞き慣れた曲に戸惑う 毛玉付きのわたしがいた ふいに風が やさしく髪をなでて過ぎ去る午後に 追いかけて そっと触れてみたいのは 優しい背中だけ 100回めのファーストキッスを 君にあげましょう ほどくように 召し上がれ たった今を感じるだけのことが 恥ずかしい 衝動にまかせてみるよ 長すぎた春に 埋もれてゆく何かを 掘り起こして よそ行きの服に着替えるように 両手で ほら やさしく 抱きしめたら 長い間 瞳の奥に留めた キモチイイのが 溢れだしてしまうのさ それでいいのなら 100回めのファーストキッスを 君にあげましょう 何回でもいいよ 繋がろう ほっといたら とっちらかってる恋じゃ もどかしい 情熱にまかせてみてよ あと 何を言えばいいんだろう 101回めのファーストキッスを 君にあげましょう 創世記のようにあたらしい2人は 恥じらえば恥じらうだけ 素直になってゆくね ねえ、キスしよう 発売日:2016-09-21 歌手:寺嶋由芙 作詞:真部脩一 作曲:真部脩一