その眠った姿に懐かしさを覚える 別れの瞬間にはどうしたって切ない 月の明かりが照らす青い森を駆け抜けて 取り返したいものがここにあるはずと ― 想像のなかの僕はどんな魔法も使えて 夢に見たような旅をしている 信じられないようなこと信じてみればそこから 机上の空論を越えて (その向こう) さあ行こう 次のページへ ― Lost my name, I was alone in the world. あるいは必要とされるなら 奪われる時代さと諦めたボロボロの両手が 差し出すものもなく犠牲だけを重ね生きてはいけない 僕の存在は危うき罠にはまってこそ輝きだす旅人だろう 渡らずの吊り橋にその男は佇む 変わっていくことを恐れどこにも行けなくて 悲しいとか辛いとか大人になっていく事で 感じなくなると思っていた 持ったままの手紙だけ 色褪せて滲んだ文字 織りなした花を抱えて (伝えよう) 「もう一度あの日の君に会いたかった」 どんな名前だって呼んでくれる誰かがいてはじめて 大事なものになっていくんだ もう霧が晴れていく Lost my name, I was alone in the world. 同情でまくし立てるように 誰も知らない僕をスライドして作り上げていた 優しいことをはき違えて ただ気持ち良くなっているうちは 何度殴ったって痛みを分け合えはしないと君に出会い 気付けたから Lost my name, I was alone in the world. 望めばいつか 発売日:2014-09-24 歌手:VALSHE 作詞:VALSHE 作曲:MINATO