明日僕らはきっとふたりだけ せめて泡になって消えるまで 小説の山にそっと火をつけ たき火をして遊ぼうよ いっそ東の岬から 大人たちの冷めた目を盗んで 次の船で逃げてしまおうか いま 見えたんだ 夜と朝のつなぎ目が ただ ひたすらに それだけ探し続けたら ほら 見えたんだ 開け放った窓の向こう 白々と 陽は登る まだ 分かるかな きらめく波の隙間には ふと 気づくんだ ふざけた顔のきみがいて すぐ 消えるんだ 夢と現実の半ばで ゆらゆらと 目が覚める 小さく生きるこの街には 武器やロジックはいらないのに 明日僕らはきっとふたりだけ せめて雨になって溶けるまで モルタルの壁に沿って大きな S.O.S.を描(えが)こうよ 行儀よく足を揃えた 兵隊達の落とした帽子を 被ったまま どこで泳ごうか いま 作るんだ 深く煮詰めた欲望と すぐ 混ぜるんだ こねくり回す渇望(かつぼう)で ほら 満たすんだ 開け放った窓の向こうに繋げて 暴かれたこころを 捕まえて さあ さあ さあ! 僕らはずっとひとりだけ せめて上のまぶたが落ちるまで 鼻の奥がツンとするような映画の話をしていたい きみは呼吸を整えて 長い髪を思い切り切ったら 見たことのない顔をした 明日はきっとふたりだけ せめて泡になって消えるまで 小説の山にそっと火をつけ たき火をして遊ぼうよ いっそ東の岬から 大人たちの冷めた目を盗んで 次の船で逃げてあの国まで行きたいな 「ゆるぎない いとしみを かわらない あの日々を またとない あいまいな ことばを 返して」 発売日:2016-11-30 歌手:cinema staff 作詞:三島想平 作曲:cinema staff
海岸線 平行に走る 思い出の列車で どこへ向かうの? 窓の外は 季節のちぎり絵 紙吹雪みたいな 舞い散る雪 夏の太陽が そっと火をつけた 遠いあの日の2人 何か手に入れて 何か失って 心はバランス取れず 別れてしまったね いつのまにか 冬将軍 すきま風が 通り過ぎる 恋の後に 冬将軍 1人は切ない あなたをずっと 好きでいたかった リグレット 人影ない あの駅で降りて 肌を刺す北風に 足早になる 海への道 どこも閉まってて あの日の賑わいは 嘘のようね 携帯 かじかむその手で 触れたけど 愛は圏外だった もっと 大切な もっと かけがえない あなたに支えられてたと 今になって気づいた 忘れさせて 冬将軍 やがて春が やって来るまで 次の恋を 冬将軍 静かに待ってるわ あなたをずっと 好きでいた日々は ラストサマー いつのまにか 冬将軍 すきま風が 通り過ぎる 恋の後に 冬将軍 1人は切ない あなたをずっと 好きでいたかった リグレット 発売日:2012-11-07 歌手:難波鉄砲隊其之弐(NMB48) 作詞:秋元康 作曲:宮島律子
心の奥では いつもさみしくて 孤独が似合うと 思い込ませてた そんな日常に そっと咲いた花 いつまでも枯れないでこの胸 ゆるやかに 照らし続けて 探していた 羽 休める場所 凍えた手を 暖めてくれた 心震える 想いを 育める場所 MY HOME 冷めたまなざしで いつもごまかして 熱くなれるもの 無いと思ってた そんな感情に そっと火をつけた かけがえのない存在 気付けば なによりも 特別だった 負けたくない そう思える場所 つらぬいても 受け止めてくれた 心高鳴る 想いを 成し遂げる場所 MY HOME まっすぐな この気持ち はじめて 手に入れた 大切な やさしさ いつまでも この時間(とき)を このまま 守りたい 離したくない 見つけたんだ 羽 休める場所 凍えた手も温めてくれた 心許せる 想いが 愛おしい場所 負けたくない そう 負けたくない つのる夢を わかち合えるから 心 開けば 広がる 安らかな場所 MY HOME 発売日:2013-06-05 歌手:立凪コーリン(三森すずこ) 作詞:lotta 作曲:lotta
写真の中に写る 笑った顔の君が 僕に話しかけてる 最後の花を添えて すべて忘れて消える あの日の記憶さえも 灰の中で見つけた 君との時間さえも 千の時を数えて もうすべて終わったよ アスファルトに光った ガラスの破片拾う 出口のない迷路さ 夢もない僕なんて 愛してくれる人に 何も出来ないなんて 声に出して呼んでみた 君の名前と 君の瞳の色 寂しさにも耐えてみた 自分を殺して 歪んで揺れる景色 君の好きな色 混ぜてみようか 愛する人の涙 一粒落として 頭の中の僕が 我慢出来ない声で バランスが崩れても 誰も見て見ぬふりさ 本当の事なんて 求めちゃいけないのさ 赤いシャツを羽織って 枯れた花束を買う モノクロの風景にも 遊んでる君と 僕の姿が 時間が来るまで まだあと少し 泣こう 消え去りそうな思い出 心の中にそっとしまい込んで 君の笑った写真 そっと 火をつけた。 発売日:2009-10-07 歌手:0.8秒と衝撃。 作詞:塔山忠臣 作曲:塔山忠臣
「もっと優しくしてれば良かった」 だなんて思い出したりして そっと火をつけた煙草の味がやけに切ない 弾ける泡にまた溺れてく 彷徨いながら 薄れてゆく記憶の彼方にほら沈んでくだけ 情けない僕のこと嘲笑って 愛の無い目で僕のことを見てよ 曖昧な言葉なんてもういらない 意味もない空想ばかり並べて 答えなんて解っているだろう でも僕は 僕は 分かってても… 贅沢な料理を頼んでも 派手にキメた服で着飾ったとしても 埋められない虚無と渇望だけが僕を蝕んでゆく 忘れても忘れられない匂いがここに残ってる 適当な音にただ身を任せてもしらけてくだけ 情けない僕のこと嘲笑って 愛の無い目で僕のことを見てよ 曖昧な言葉なんてもういらない 意味もない空想ばかり並べて 答えなんて解っているだろう でも僕は 僕は 分かってても… 理想と現実ってのは交わらないもの 夢見ているだけでもいいんだ僕は でも強がってるだけで言い訳なわけじゃない 君に分かって欲しいけど 独りよがりな我儘 「君は素敵な人を見つけて、 誰よりも幸せになってね」 なんて言わないし どうせ僕は言えないから いつかまたどこかでもし会えたら 君は作り笑いでもいいから せめて伝えさせて 「ありがとう」って 発売日:2020-09-23 歌手:COLOR CREATION 作詞:白戸祐輔(Dream Monster) 作曲:YUUTO(COLOR CREATION)