(セリフ)「なにをおっしゃいます お嬢さん 私はあなたの母親なんかじゃありません 見てのとおりの いっぱい飲み屋のおばさんです」 親でなければ 子でもない まして我が子を 捨てるだなんて 理由は山ほど あろうとも 人でなしです 鬼ですと 顔をそむけて 顔をそむけて 肩で泣く (セリフ)「きけば 春にはご結婚とか おめでとうございます さぞかし親御さんも お喜びでしょう」 酒の匂いが 沁みこんだ あんたなんかにゃ 縁ない町と わざと邪けんに したけれど 詫びております 心では 両手合わせて 両手合わせて コップ酒 (セリフ)「あの娘がくれた 紅梅がいい香り もうこれで充分です いつ死んだって かまわない だってお腹いためた 我が子に 一目だけでも 逢えたんだもの」 瞼とじれば 白無垢の 一生一度の 花嫁すがた 泣いて乳呑子 捨ててった そんなおんなの 生き甲斐に 春に花咲け 春に花咲け 母紅梅(ははこうばい) 発売日:2000-01-29 歌手:佐倉夏子 作詞:吉岡治 作曲:市川昭介
馬鹿ね 恨むなんて できっこないよ 思い残すことも ないほど惚れたから ただありふれた日々が あなたといるだけで 気持ちの芯まで華やいでた だからどうか 私のために もう泣かないで すべてを軽いジョークに 変えてクールに 笑い話にして ねぇせめて最後は 遊び慣れてる大人のように こんな優しい人 逢えたんだもの 私 男運は まんざら悪くない もし淋しくなったら グラス片手にまた 微笑むみたいに思い出して そしていまは 朝までふたり 飲み明かしましょう 本心(こころ)はまるでゲームね 隠すルールね たとえせつなくても 背を向けるときまで 遊び慣れてる大人のように すべてを軽いジョークに 変えてクールに 笑い話にして ねぇせめて最後は 遊び慣れてる大人のように 発売日:1994-08-25 歌手:やしきたかじん 作詞:及川眠子 作曲:川上明彦
初めての街角 青空広場を ぐるりと囲んだ 宝石店 Tailor ジビエ茸料理店 あやしい秘密倶楽部 だけどまずはテラスの 陽溜まりのこの Cafe へ やっと辿り着いたあなた 静かに迎えるわ ビオレッタ 茉莉花茶 薔薇の花びら添えて 多感な少年少女 あの日は向かいの椅子にある お疲れなら裏の 双子のホテルを 予約しましょうか 白狐の BAR も 扉が開く合い言葉 そっと耳に落ちる 非日常と日常 その狭間立ち止まり 振り返って前を向いて また自分へ帰る 途端に賑わう声 素敵な仲間達が あなたの名前を呼ぶわ ギャルソンの私達もいる だからまずはテラスの 月明かり差す Cafe へ やっと巡り逢えたんだもの ほら約束通り 次もここで逢いましょう 席を外してもすぐ 誰もが戻ってくるわ 宝の在りかみたいな場所 発売日:2021-12-22 歌手:ALI PROJECT 作詞:片倉三起也 作曲:宝野アリカ