たとえば言葉の総てに力を失くしたとしても 誰かのことを思う心に嘘も偽りもなく ひたむきな美しさは切なさや儚さを越えて 呆れるほどに高く深く さあ、どこへだってゆける ジョークを考えるより茶化すことのほうが とても楽なのにそれを選べないひとたち 思い詰めてしまった夜の果てわたしたちは出逢い 持ち寄る孤独は灯火のように、胸に宿る 季節たちよりも豊かで時計の針より確かな かけがえのない何もかも総て そう、いつだって試されてる 深く隔てている悲しみに呑まれて 繋いだ手を弾く 痛みが走ってゆく もしも、ほんとうの意味でやり直す方法が最後の手段だとしても 砂時計の残り一粒残らず好きに染めて使い切るだけ 寂しさ立ち込め輝く星は 強く抱き合う程に砕けては光り いつか あの頃には戻れないことを思い知るの それでも喜びはいつも見出すものと、忘れないでいたい 思い詰めてしまった夜の果てわたしたちは出逢い 持ち寄る孤独は星たちのように、胸に宿り 胸に宿し続ける 発売日:2021-01-27 歌手:女王蜂 作詞:薔薇園アヴ 作曲:薔薇園アヴ