テレビの前で 彼女は一人 椅子に座って 煙草に火を付けた テレビの中 唄う スターを見て 煙と共に 皮肉を吐いてる 本当はスターになりたい君が 何も出来ず 椅子に座ってる 散々 人に当たったって 自分が 惨めになるだけさ こんな 損な事はないよ? 夜の窓辺で 彼女は一人 星に向けて 歌を唄ってる 「私は一体 何がしたいんだろう?」 不安と共に 煙草をくわえた 本当はスターになりたい君が 怯えながら 唄う その歌は 一番 君を解っていて 何度も 君を守ってきた どんな とんがった雨からも さぁ!まわりを見てごらん 最初に君が 立つべき舞台は すぐ近くに 朝の窓辺で 彼女は一人 椅子に座って 歌を唄ってる 本当の君を もっと見て欲しい君が 君に唄う 最初のメロディ 散々 今まで唄ってきて 開演待たずに「はい、カット!」 そんな、そんな終わり方はないよ! だんだん 自分に近づいて 自分が 充分 見えるだろう? そんな、そんな幸せはないよ! テレビの前で 彼女が一人 椅子に立って 歌を唄ってる 発売日:2001-10-17 歌手:BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央・直井由文 作曲:藤原基央・直井由文
いつからだろう この世界には色もなく感じられて 空は霞み、晴れないままだ 歩き疲れ、立ち止まり、うずくまって考える 人生、記憶、全てにいつか終わりが来るのだろうか 意味もなく生きるのが辛くて ここではないどこかへ行きたくて 踏み出す勇気がなくて 胸の奥が張り裂けそうで でも まだここにしがみついていたい 希望を探し続けていたい そんな 小さな命の叫びが聞こえる あなたの火が 消えぬように 私は今 ここで歌うわ いつかの愛 思い出して 抱きしめているから そっと 私は一体、何がしたいんだろう? 今はわからなくてもいい だって、 まだ出会っていない人、 見ていない世界が沢山あるから 太陽のような花が咲く夏 千の星が降る夜 誰かと繋ぐ手のぬくもり 榛色の瞳に暖かく灯る光 あなたの自由に奏でる音だけが 確かに繋がる道を照らしている きっと、もう、すぐそこに あなたの火が 消えぬように 私は今 ここで歌うわ いつかの愛 思い出して 抱きしめているから さあ 私は今 旅に出るの たったひとつの 大事な物語 大きな愛で ソウゾウしてみたい 還るその日まで 生きて 終わりは、始まり。 物語は続く 発売日:2017-08-23 歌手:佐々木恵梨 作詞:佐々木恵梨・中村ヒロ 作曲:佐々木恵梨
声がした ほらまた私から 雨の部屋 コーヒーにレコード 気取る 妄想創り上げては ただ憧れに身をゆだねる ラベンダーの 匂いが立ちこめる この庭は 日曜日の表情なのに 腰は重い 沈むばかりで 幸せの定義を探す 私は一体 何がしたいんだろう 鏡の前 よく考えろ And this echo… わからないことだらけだ ボサボサの 頭が映ってる ずいぶんと丸くなった、なんて思ってる この間にも時は過ぎてく 幸せにしたい人は誰? 私が嫌いでたまらない、なのに 私が可愛くて 仕方ないの Oh my ego… わからないことだらけだ 私を簡単に 支配する思考は 取るに足らない 小さなもので 私を呼び出す 美しい世界に どうしてだか しがみついていたいの Oh my ego… 今日はもう少し このままで 発売日:2017-08-23 歌手:佐々木恵梨 作詞:佐々木恵梨 作曲:佐々木恵梨