今日も帰り道は どしゃ降りです ロッカーの傘 貸したら戻ってないの 白いスカートに咲いた 交差点の泥水よ ウォータープルーフ 溶かす涙 私のあだ名は裏目の女 着飾るほどに雨を呼ぶ ああ 濡れて駆け込む電車 みんな逃げてく準備 今日の肉じゃがは いいおダシでしょ どうぞ遠慮なく まだおかわりはあるの あなた帰らない度に うわの空される度に おたま一杯ずつ入れる涙 私のあだ名はう飲みの女 毎秒好きって照れたのに ああ あなたも逃げる空気 私のあだ名はう飲みの女 一言一句を信じたら 私のあだ名は裏目の女 良かれと思って愛すたび みんな逃げる準備 あなたも逃げる空気 私のあだ名は裏目の女 発売日:2008-06-04 歌手:倉橋ヨエコ 作詞:倉橋ヨエコ 作曲:倉橋ヨエコ
一枚のガラスのむこう あなたの笑顔が透き通る 一枚のガラスのこちら 私の泪で濡れている バスは走り出す 人混みを抜けて 見送られるのは 送るより辛い ありがとうあなた 美しい恋よ さようならあなた 帰らない日々よ またいつか逢う時が来て 気持が変わってなかったら 初めてのあのくちづけを あなたと私の唇に―――。 一枚のガラスのむこう あなたの笑顔が透き通る 一枚のガラスのこちら 私の泪で濡れている バスは走り出す 想い出をあとに 愛されるかぎり 愛しつづけたい ありがとうあなた 忘れ得ぬ恋よ さようならあなた 倖せな日々よ もし誰かいい人出来て 私を忘れてしまっても 初めてのあのくちづけは あなたと私の唇に――。 発売日:1991-05-15 歌手:キャンディーズ 作詞:千家和也 作曲:穂口雄右
あなたらしくないわね 妙に優しくて 服を買ってくれたり 花をくれたり ケンカにさえならない 小さな微笑み 嵐の前の静けさみたい 何かが 変わりはじめた予感 秋と冬のその隙間で 乾いた風が胸をさす さりげない ありふれた 毎日でよかったのに しおらしくするその態度 不安に思うじゃない 何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた 妙に優しくするなんて あやしく思うじゃない 手のひらで遊ばせるほど 大人じゃない あの留守番電話の メッセージは誰 はじめての冬が今 ふたりに届いた むきになる唇が苦しい 雪がどしゃぶりの雨に変わる グラスが砕ける 終わりのない愛はない 知ってるつもり 合鍵をにぎりしめ ベッドに顔をうずめる ねぇ お願い黙らないで 何か言ってほしいの 何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた 妙に優しかったあの日 よけい愛しくさせる 合鍵を返すわね あなた帰らないうちに 部屋をかたずけてあげるね 想い出を消すように 何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた ふたりにとってこの恋は 乗り継ぎ駅のホーム 発売日:1992-10-21 歌手:児島未散 作詞:風堂美起 作曲:崎谷健次郎
あなた帰らないと 風はささやいても 貫いた愛は染めるの こころあの花のように 惹かれ合う魂 木漏れ日のひかり 照らされた その瞳 恋をしました あなたといた日が 遠く消えてゆくと 花咲いた日には ひとりそっと 振り返るの あなた帰らないと 風はささやいても 貫いた愛は染めるの こころあの花のように 白雲の川に 薄紅の夕日 悲しみにくれた背に 残るぬくもり 愛を歌うなら 言葉 少なくていい 花散りゆく日まで あなたとただ 眺めていたい あなた帰らないと 風はなぐさめても 追い抜いた 鳥は遠くで 泣くよ 私のために あなた帰らぬ人 花は散りゆくとも 夢の中 信じているの この場所で会えると あなた帰らないと 風はささやいても 貫いた 愛は染めるの こころあの花のように 発売日:2019-08-28 歌手:夏川りみ 作詞:中村泰輔 作曲:Manami
八月のぬるい夜 些細な出来事で 溢れ出したコップの水に 二人溺れたの 毎回同じことで争って 泣いて慰めて抱き合って眠れば 解決したような顔で笑える 決まりきったドラマの脚本みたいだ 孤独に喰われた 未熟な生き物 今でもたしかに あなたを想ってるのに 飲み干せるだけの渇きは 恋が始まるときだけ 今じゃ諦めちゃって心地がよくて 一緒にいるだけ これが愛なの?教えてほしい チクタクと針が鳴る ポツポツと雨が降る アスファルト照らす 信号の灯り あなた 帰らない 足りないの つたないよ 欲しがる方が恥ずかしくて もういいよ 虚しいよ あの頃の ままじゃいられない いっそもうこのまま 孤独じゃ生きれない 未熟な生き物 終わらせることさえ 1人で選べないくせに ほんとうの愛なんて 流れる星のようだね 自分勝手に願って叶わなくて また願ってる 今以上をいつだって 探し迷ってしまう 「あなたじゃなきゃ」じゃなくて あなたがいいってちゃんと選びたい 帰っておいでよ 話をするから 発売日:2020-09-02 歌手:ヒグチアイ 作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ