もう電池が切れそうな この時計の針を 無理やり動かした僕らに 選択肢はなかった 遠ざかる君と残るキズあと 二人で歩く道は行き止まりで 神様は許してくれなかった 僕らの最後の季節 雨上がりの青空と 水溜まりに映る 君のその横顔を 一生僕は忘れないよ これは二人の罰なの?罪なの? 思い出が音を立てて崩れる 旅立つ君の背に手を重ねて 祝福を… それしかできなかった 「さあ、帰ろうよ。」 幻でも構わないんだ 夏が終わるまで もう泣かないでほしいんだ 腫れた目に浮かぶ 夕日が君との結末(おわり)を告げるように 悲しく揺らめいた 鈴虫の鳴く声が僕を焦らせる 頑張る仕草は見せなくていいから 秋 寂しさに震えて 冬 ひとりきりだと知る 春が全ての忘れ方を教えてくれたのに また夏が来て君を思い出す 汗を拭う姿に覚えた 感情が胸を締めつける 僕の過ち 忘れられたなら 残された世界もきっと 過去になるけど 二人で歩く道に未練が残る 神様は許してくれなかった 僕らの最後の季節 僕の最高の夏 発売日:2019-10-02 歌手:片飛鳥 作詞:片飛鳥 作曲:片飛鳥