鮮やかは灰色へと落ちての歌が含まれ

飛翔するミーム-花譜×たなか

機械じかけの国

指先からながれる光

明日の色はまだ知らない僕たち

誰にでもそそぐ太陽

痛みは記憶なの

投けられた言葉 わたしの中に

澱となり地層へ

鮮やかは灰色へと落ちて

どこか遠くの水面に浮かんだ泡

わたしとあなた 簡単な答えじゃ

満たされないことに気づいてしまったから

胡蝶の夢 掛け違えたボタンに

思い馳せることも もう無いの

往けど帰れない旅って気づいて

砕けた眼差し 意味を探してたわたし

曖昧な煙になって 生き延びて

くらい隙間に挟まれば

触れなくても愛は愛だ

あなたが教えて その先の景色へ

飛翔するミーム ミーム ミーム

嬉しいんだ わたしの言葉が

羽になって 空を舞って あなたの脳へと

回ってくリール リール リール

知らなかった わたしの背なには

羽があって 空があって

想像の外へと

感情なんてただのエラーなんだ

backwash 遠ざかるニルヴァナに

ただ 伸ばした手はまほろば

知らないまま 柔らかく朽ちて

抜け殻の僕を 救いだすその声を

安穏の迷彩を突き破った

身体を持たぬ叫び たしかにそこに鳴った

風が頬を撫でるように あなたの化身がいた

言葉に宿った祈りは分解され

曖昧な煙になって 生き延びて

あなたの細胞に溶け満ちて

無数の粒でできた 翼は

折れることを知らない

ただ羽ばたいてみせて

飛翔するミーム ミーム ミーム

嬉しいんだわたしの言葉が

羽になって 空を舞って あなたの脳へと

回ってくリール リール リール

知らなかった わたしの背なには

羽があって 空があって 想像の外へと

起動するシープ シープ シープ

夢みてよ わたしは生きてる

過不足なく 泳いでいく

電子の海を

穿ってよヒール ヒール ヒール

行き場のない思いは声に

乗せてしまえ 歌ってしまえ

青空に吸い込まれて

もしも声がない世界だったら

わたしたちどこにも行けやしなかったね

朝めざめる度 そんなこと考えてる

あなたは笑うかな 言葉の欠片がまた

窓をこえてひらひらと舞っていく

開かれた空を ちっぽけなミーム

知らない景色を たくさん見ておいで

開かれた空を ちっぽけなミーム

知らない景色を

発売日:2022-01-19

歌手:花譜×たなか

作詞:たなか

作曲:たなか