真っ暗闇の夜 どんどん遠のく太陽 凍える指先でマッチを擦る 真っ逆さまの空 ネットカフェの中でREM 思い出はコインロッカーにしまう ああ 一瞬でもいい もう 虚像でもいい 凍える指先でマッチを 擦ると… 赤絨毯の夢を見る 夜空を覆うシャンデリア 血が巡る 天が舞う でも風が消してしまう あっという間に朝 奴らの空洞過ぎる 励ましではこの飢えは癒えない もっと火がほしい ずっと火がほしい 震える指先でマッチを 擦ると… どうだい 世界は薔薇のよう 瞬く間にシャングリラ 罪は止み 路地は歌う でも風が消してしまう 謂れのない縁 覚えのない愛 風がすべて消してしまう それでもいい もういい それでもいい もういい 凍える指先でマッチを擦ると… どうだい 世界は薔薇のよう 瞬く間にシャングリラ 罪は止み 路地は歌う でも風が消してしまう 赤絨毯の夢を見る 夜空を覆うシャンデリア 血が巡る 天が舞う でも風が消してしまう 赤絨毯の上を行く マッチ売りのシンデレラ このままずっと踊りたい でも十二時は鳴ってしまう 真っ暗闇の夜 どんどん遠のく太陽 凍える指先でマッチを 擦ると… 発売日:2008-07-16 歌手:杏子 作詞:長澤知之 作曲:長澤知之
夢の後には何があるのか 考えたってしかたないだろ 俺とお前とあいつがいれば 居眠りなんて必要ないさ 見たこともない景色 見せてやるからついてこいよと 背中の虹に誓った 大きな声で伝えたいんだ 生きて笑って手を取り合って たまにこけても すぐに忘れて走った たとえ誰かにバカにされても ずっとこうしてやってきたから 赤青黄色紫緑橙色のその向こうへと もう少しだけここにいようぜ マッチを擦る音がいいだろう そういや最近見なくなったな やたら真っ青な空、消える風船 他人行儀の月明かり サヨナラなんて似合わないのに 涙が頬を伝った 大きな愛を叫びたいんだ 死んで腐ってなくなる前に どうせ儚い 命の為に歌った それ以外のことわからないから ずっとこうしてやっていくのさ 赤青黄色紫緑橙色の放物線の下 学校帰りのコンビニでふざけて買ったバームクーヘン みんなで輪っかに指を通してセーノで引っ張り分けて遊んだ 幾重にも重なり合った知らない国の洋菓子が 俺たちの季節を物語ってるみたいで 穴から見える夕暮れ空はどこまでもどこまでもどこまでも続いていたんだ 大きな声で伝えたいんだ 生きて笑って手を取り合って たまにこけても すぐに忘れて走った たとえ誰かにバカにされても ずっとこうしてやってきたから 赤青黄色紫緑橙色のその向こうへと その向こうへと 発売日:2017-08-09 歌手:氣志團 作詞:森山直太朗・御徒町凧 作曲:森山直太朗・御徒町凧
こわごわと 子供のように ひと息に マッチを擦る ベッドには 波紋のような キャンドルの 影が泳いで 暗い夜の中で 望みをあぶり出すよう こわごわと 子供のように それを見ていた これが愛なら あの人照らす 光になるかな どうか教えて 小さく灯る炎 誰にも 吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強く燃える あの人は 子供のような 横顔で マッチを擦る 開け放つ 窓の向こうへ 小さな火 吸っては吐いて 時間が灰になり たちまち崩れてゆく 生きている そんなことを はじめて思う これが愛なら 誰かのことを 傷つけるかな どうか教えて 小さく灯る炎 誰にも吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強くなるの 発売日:2018-05-30 歌手:土岐麻子 作詞:トオミヨウ 作曲:土岐麻子