僅か一輪の赤い花を手に握ったその瞬間(とき) 解った棘の痛み 流れる血を眺め少しも嘆くこともなく 咲き乱れる花は迷うより早く全てを飲み込んだ 自らの心までも 本当は分かっていた儚き終わりの始まり “もしもいつかやり直せるなら” 強く願う 想いを遂げたいと けれどそれでも鮮やかに色づいた花は 時と共にいつの日か色褪せてしまうのだろう… 愛された日々も守りきった場所も 全ての記憶がかけがえのない輝き けれど時を超えて二度とは繰り返せはしない “もしもいつかやり直せるなら” 強く願い 今叶うはずなのに けれどそれでも理を識る花は いつもいつまでもその掌の上で嗤うよ “もしもいつかやり直せるなら” 淡い想い 散ってしまったけど けれどそれでも強く強く願うから あの丘に咲いていた鮮やかな花だけは枯れないで… 発売日:2012-04-11 歌手:藍井エイル 作詞:Eir・Takahiro Yasuda 作曲:Takahiro Yasuda
深い闇に閉ざされ 誰かをよぶ声がした 意味を忘れさまよう 夜の砂漠へ 儚く舞う涙が 映す世界は切なくて いつかたどり着く 見えない未来(あした)を探して その手を伸ばせば微かな 希望へ変わる 時の流れるまま 光を抱いて沈んでゆく 強く強く誓うから 確かな理想へと 長い長いこの旅路 行き場もなく立ち尽くす 時間(とき)を忘れ孤独な 星屑は踊る 息もできない程に 僕の手をすり抜けてゆく いつかたどり着く 見えない未来(あした)を信じて 蜃気楼の果てに浮かぶ 迷える月よ 風が行き場を求め 螺旋を描き空へ昇る 強く強く願うから 枯れない花の様に 微か聴こえる唄に その耳を傾けて 何処へ向かう? いつかたどり着く 見えない未来(あした)を探して その手を伸ばせば微かな 希望へ変わる 時の流れるまま 光を抱いて沈んでゆく 強く強く誓うから 確かな理想へと 発売日:2018-07-11 歌手:雨宮天 作詞:KoTa 作曲:KoTa・長谷川澪奈