寝息を立てる小さな赤子 無邪気な少年少女 颯爽と駆ける青年たちと 手をつなぐ老夫婦 がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 胸の奥が締め付けられた 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ涙が流れていた 風にその身を任せてただ揺れている緑たち 春はまだかと夢を見てる小さなつぼみたち がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 言葉なんていらぬみたいだ 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ 涙がまた流れていた 私はただ 感じていた 私はただ 生きていた 発売日:2015-09-02 歌手:関取花 作詞:関取花 作曲:関取花
うるさいほどに高鳴る胸が 柄にもなく竦む足が今 静かに頬を伝う涙が 私に知らせる これが初恋と I need you, I need you I need you, I need you I need you, I need you I need you, I need you 人間なら誰しも 当たり前に恋をするものだと ずっと思っていた だけど もしもあなたに出会わずにいたら 誰かにいつかこんな気持ちに させられたとは思えない うるさいほどに高鳴る胸が 勝手に走り出す足が今 確かに頬を伝う涙が 私に知らせる これが初恋と I need you, I need you I need you, I need you I need you, I need you I need you, I need you どうしようもないことを 人のせいにしては 受け入れてるフリをしていたんだ ずっと もしもあなたに出会わずにいたら 私はただ生きていたかもしれない 生まれてきた意味も知らずに 言葉一つで傷つくような ヤワな私を捧げたい今 二度と訪れない季節が 終わりを告げようとしていた 不器用に 欲しいものが 手の届くとこに見える 追わずにいられるわけがない 正しいのかなんて本当は 誰も知らない 風に吹かれ震える梢が 陽の射す方へと伸びていくわ 小さなことで喜び合えば 小さなことで傷つきもした 狂おしく高鳴る胸が 優しく肩を打つ雨が今 こらえても溢れる涙が 私に知らせる これが初恋と I need you, I need you 発売日:2018-06-27 歌手:宇多田ヒカル 作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル