幻の様な光を 追いかけ彷徨っていた 僕らはまたひとつ夜を塗り潰して 街に蔓延ったリビングデッド 継ぎ接ぎだらけになった身体に 宿した夢をまだ憶えている 奇跡の中を泳いで 悲劇すら身に纏っていこう 君をただ君たらしめる為の傷だろう 破れた願いを縫い合わせ 反旗を翻しにいこう この夜をただ泳ぎ切るための歌 リビングデッド・スイマー 街には光が溢れて 誰もが眩しく映った そこから僕らはどんな姿に見える? 誰かが言ってた この街には数え切れない 憧れ 夢 希望 望みがあると 確かにそれらすべて見つけたよ どれもが持ち主不明の遺失物 砕けた希望を抱えて 噛み締めた後悔でさえも 君がただ未来へと植える決意の花だろう 涙は堪えた 今はまだ 流すに値しないのだと いつの日か喜びに満ちた落涙を 奇跡を見慣れてしまった 僕らは飾り物の目で 少しずつ継ぎ接ぎになっていく身体 誰もが光を宿すのに それには気付けないままで この夜を泳いでいく 奇跡の中を泳いで 悲劇すら身に纏っていこう 君をただ君たらしめる為の傷だろう さあ 願いも 挫折も 幻も すべてが君を光らせていく この夜をただ泳ぎ切るための歌 リビングデッド・スイマー 発売日:2019-06-05 歌手:Halo at 四畳半 作詞:渡井翔汰 作曲:渡井翔汰