鏡の前で唱えれば 憧れのわたしへと ちょっとだけ、なりきれるのよ 左右反転だけど 鏡の前で立ちあがり パニエにレース身につける 演技と嘘は、ちがうでしょう? ステージなら笑えるの メイクアップしていたいのは まやかしじゃないと信じたい いつか解けてしまうとわかってる かりそめの自信だから ほんとはね わからないことばかり 夢をいくつみてきても 答えはみつからないの 何千色のルージュも 本音まで彩ってくれない なんてね、嘘よ、嘘なの 鏡の前のまじないは ひとりひとりちがうもの あの子のレメディ真似したって 似合わないものでしょう? メイクアップしているのは 簡単に泣いちゃわないように いつか解けてしまうとわかってる ひとときの自信だとして ほんとはね 足りないものばかり 夢で褒めそやされても 朝に跡形もないの 何千枚の写真 わたしを写してくれなかった なんてね、嘘よ、信じて 「ひとり流す涙まで、ありのままのわたし」 じゃなくて! ほんとはね 欲しいものばかり 夢をみてるお姫様 鏡にほほえむわたし カーテンが織りなす 夜と光のその隙間に 今日も探すの、わたしを 発売日:2013-11-26 歌手:夢みるアドレセンス 作詞:児玉雨子 作曲:依田伸隆(10GAUGE)