予告どおりに別れの日は ぼくらの上にやって来て 街を出ていく 君とここに 残る僕とをほどいた さよならなんて何度もして そのたびに平気になった だけど今度は今度だけは うまく気持ちをおさえられない 夕暮れの駅 すべり出してく 君の電車が 加速する想い 十年も二十年も 君のことを思うだろう 地下鉄にゆられながら 何をみつめてるの 律儀な君の照れ笑いは 夕闇にすすけてたし その上ぼくの顔はたぶん 涙でゆがんでたはず 同じ言葉で長い間 くくられた夢はバラけ 君は明日へ 僕はここで それぞれ気持ちを向けて 歩く 駅前の道 こぼれおちてく 君に対する 様々な思い 十年も二十年も 君のことを思うだろう 人混みにゆられながら 何をだいているの ふたたびいつか めぐりあえたら 君の笑顔に こたえられるだろう 十年も二十年も 君のことを思うだろう 人混みにゆられながら 何をだいていくのだろう 十年も二十年も 君のことを思うだろう 人混みにゆられながら それぞれの「それから」 発売日:1989-11-01 歌手:爆風スランプ 作詞:サンプラザ中野 作曲:ダン木多
卒業式の20日後に 仲間たちは 肩を並べて 油のひいた レーンを最後に そんな1日も 終わりを告げ あたりまえだけど 変わらないから またあの日々が 始まる気がした すれ違っても わからない程変わるなら あてのない約束でも しがみついていたい みんなと会った あの日からまた 1年も 経たないのに 不安ばかりを 抱きしめたまま 次の春は 待ってくれない 自転車 おす手が 赤くなったら ぼくらの上に 雪が降りだした… 忘れたくないよ こんなに素敵なら 3月の雪が降る ぼくらのラストシーン 誰かがはしゃいで 歌う White Christmas 願いがかなうなら 時を止めて すれ違っても わからない程変わるなら あてのない約束でも しがみついていたい 忘れたくないよ こんなに素敵なら 3月の雪が降る ぼくらのラストシーン すれ違っても わからない程変わるなら あてのない約束でも しがみついていたい 忘れたくないよ こんなに素敵なら 3月の雪が降る ぼくらのラストシーン 発売日:1991-09-25 歌手:槇原敬之 作詞:槇原敬之 作曲:槇原敬之