凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ 帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ 流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ 発売日:2004-04-21 歌手:石原裕次郎 作詞:熊井啓 作曲:小杉太一郎
小さなケーキにローソク灯して “他には何もいらない”と 微笑んだ君はもういない 二人で過ごした あの日のように今日も 火を灯そう 独りで 君の願いが 叶うように 吹き消されぬまま ただ待つ俺の中で 想い出が 蘇る 愛し合えた 記憶が輝く 俺は生きてゆく 胸に君はいる 独りにはもう 戻らない 何が起きても 忘れない 新しい朝 窓を開いて 胸一杯の愛を未来を 歌いたい 君のために カウントが聞こえる 刻み始めるリズムが 堪えた涙 積もる言葉の 壁を叩いて崩す“歌え”と 叫ぶ時が来た 目も眩むスポットライト 逢えないほど 遠くにいる 君に歌おう 声の限り とどけ永遠に ここにいなくても きっと聞こえているだろう 返事はなくても 歌い続けよう 今日も星空に 君は輝く 誰も知らない 詩が聞こえる 俺の胸にだけ いつまでも 歌い終われば 暗転の中 目を細め 手を叩いてる 君に逢えるだろう 発売日:2009-10-07 歌手:JAYWALK 作詞:知久光康 作曲:杉田裕
俺の唄を聴いてくれ! 俺が子供の頃 母ちゃんが言った 「おまえはやればできる子なのよ」 ランドセル枕に 寝転んでいたら 大地が俺に ささやいてきた 「おまえはやればできる子なんだよ」 「お前は頭のいい子なんだよ! 本当は」 俺はやった やってやった そしたらできた できあがりなのだ でもできあがりじゃないのさ なぜなら 俺は生きている 陽はまたのぼる! 俺の唄をもっと聴いてくれ! 俺が高校の頃 友達が言った 「おまえ!あやまればすむと思ってる」 授業をぬけて 屋上に出たら どしゃぶりの雨が 俺にさけんだ 「おまえはあやまるけどまたすぐ 同じ失敗ばかりするんだ いつでも」 俺あやまった あやまった そしたらどうだ 許してくれたよ でも許しちゃくれないのさ なぜなら 俺は生きている 陽はまたおちる 俺の唄をさらに聴いてくれ! 俺が25の頃 彼女が言った 「あなたはやればできる人なの」 星につつまれた 波打ち際で 俺の目みつめて 魔法をかけたよ 「ダーリン!あなたはやればできるの」 「ダーリン!あなたは何でもできる チュッチュッチュ」 俺はやった やってやった そしたらできた できあがりなのだ でもできあがりじゃないのさ! なぜなら 俺は生きている また 大きくなる 俺の唄をとことん聴いてくれ! 俺はやった やってやった そしたらハッピー ハッピネスなのだ でもまだハッピーじゃないさ なぜなら 俺は腹がへる また おかわりする 陽はまたのぼる 俺は生きてゆく 発売日:1997-07-16 歌手:ポケットビスケッツ 作詞:UDO・ポケットビスケッツ 作曲:TERU・パッパラー河合
地下鉄につまったため息 吸い込みながら生きてる 顔の見えないこの街 プライドをおし殺すことにも いつのまにか慣れている 俺に気付いたよ 少しだけゆるめたネクタイが ちっぽけな自由連れてくる そんな毎日さ 都会の風よ 吹き飛ばした夢の かけらはまだ残っているから ビルの街 夕暮れの空が なぜか今日は目にしみる 明日もここで生きてゆくのさ 老いぼれたボクサーのように 思い出はまだ語れない 拳を固めるだけ 都会の風よ 冷たく吹くがいい 唇かみ 俺は生きてゆく 発売日:1996-07-03 歌手:矢沢永吉 作詞:高橋研 作曲:矢沢永吉