僕の下駄箱の奥には 汚れたスニーカーが置いてある どうしても捨てられなくて 大切にしまってあるんだ ずっと一緒に旅をした 広い海も渡ってきた 悲しい時も嬉しい時も 僕の側でいつも見守っていてくれた 僕を見つけに 歩いてきた だけど答えは見つからない だからこそ まだ出会ってない 僕に出逢えると 思うんだ 厳しかった父親の涙 優しかった母の手紙 ふりかえると泣いてしまうから いつも強がって笑ってきた ずっと一緒にこの街を 君と歩き続けてきた まるで命を削るように 靴底をすり減らして 僕を守ってくれた 僕を探しに 歩いてきた だけど答えは見つからない だからもっと違う僕を 探しにいきたいんだ これから もう一人じゃない 気がつけば 僕には 愛すべき 人達が こんなにもいるよ もう怖くなんかない おろしたての スニーカーで 僕はまた旅に出るよ 履きつぶす頃にはどんな 未来があるだろう 僕を探しに 歩きだすよ つまづいても構わない 振り向けば ほら、歩いてきた 一歩一歩が 道になってる まっすぐ… 僕の下駄箱の奥には 汚れたスニーカーが置いてある どうしても捨てられなくて 大切にしまってあるんだ 今も 発売日:2013-05-29 歌手:K 作詞:K・寺岡呼人・jam 作曲:K
シューリペアの角まがって 見つけたカフェの看板 ほどいた荷物放って はじまる午後の探検 新しい風感じ コートのボタン開けて 空に馴染んだ歩道橋 一段とばし登って見渡せば 空欄の街路樹はまもなく 何か植えられそうな気配 立体交差でいろんなドラマが 芽吹き生まれては消えていく 坂道だらけのこの場所は なんだかどこか見たことがあるような気がして ふっと温かくなった そういえばちょっと最近 考えたことがあるんだ この部屋で飲むラテは 冷めていくのが早い いつになったら見頃のあの木は 言ってもまだまだ二分咲き フラッシュバック 無垢な理想が 僕を追ってくるだから走り出せ 想像と違う回り道でもそれでも 意味があると信じ現実を生きていくよ たまには帰っておいでよと あなたは言うね そろそろ 坂道を登れば懐かしい景色が見える ずっと肩にかけてたボストンを ふっと下ろそうとしてた 何気ない日常を分けあい笑いあう 喜びを胸に大切に抱きしめて 僕はまた旅に出る 行こう 発売日:2020-03-25 歌手:早見沙織 作詞:田淵智也 作曲:早見沙織