一つ越えれば も一つ坂が それを越えても また坂が 情け石ころ つまづいて 袖をしぼって 泣いた夜 だけどよかった あなたに逢えて ついて行きます いのち坂 いつも見ていた 日暮れの坂に 夢の薄陽(うすび)が さしてきた 負けはしません 二人なら 息が切れたら 立ち止まる 二度と後(うしろ)は ふりむかないで 強く生きます いのち坂 尽くすよろこび 分け合う涙 これが女の たからもの 冬の木枯し 耐えしのび いつか根付いた 花水木 のぼり着いたら まぶしい明日 きっと見えます いのち坂 発売日:2005-01-26 歌手:上杉香緒里 作詞:松井由利夫 作曲:水森英夫
この俺捨てて 行くのかと 言われて泣いた 故郷(ふるさと)の駅 返す言葉も ないままに 薄い切符を 抱きしめた 女の 女の 幸せよりも 夢を選んだ 私です 城跡(しろあと)残る あの町で 暮らす約束 していたものを 女心の わがままを 詫びて見上げる 夜の空 あなたの あなたの 優しさよりも 夢を選んだ 私です 都会の雨の 冷たさに 夢が凍えて また遠くなる たとえどんなに つらくても 負けはしません 負けないわ 女の 女の 幸せよりも 夢を選んだ 私です 発売日:2006-09-06 歌手:原田悠里 作詞:麻こよみ 作曲:九条遙
中州(なかす)の灯りに 誘われて あなた今頃 どのあたり あなたに夢が あるかぎり 負けはしません 淋しさに 赤い唇 かみしめながら 何があろうと 何があろうと ついて行く あなたを支える 覚悟なら 出来ていました はじめから あなたの夢に 付き合って 泣きはしません 苦労には 流れ那珂川(なかがわ) 涙をそっと 水に流して 水に流して ついて行く 私も一緒に 引き受ける 生きるつらさも 悔しさも あなたの夢が 叶うまで 負けはしません 雨風に 博多おんなの 一途な心 同じ夢みて 同じ夢みて ついて行く 発売日:2013-06-05 歌手:黒木姉妹 作詞:麻こよみ 作曲:加藤将貫
夢がこの世の 道しるべ 命かけなきゃ 前には出ない 泣いて情けの 深さを知りました ああ 遅いけど 出直すわ 二度目の春を 信じて生きて行く 昔愛した 人もいた 恋は涙の あきらめ節か 罪な男と 知りつつ惚れました ああ 馬鹿でした 出直すわ 二度目の春を 信じて生きて行く 死んじゃ駄目だと 叱るよに 吹雪励ます 旅路の宿屋 負けはしません 覚悟は出来てます ああ 意地を持ち 出直すわ 二度目の春を 信じて生きて行く 発売日:2012-04-18 歌手:こまどり姉妹 作詞:石本美由起 作曲:遠藤実
あまりあんたが いい人だから 酔ったふりして 甘えたの チョイト こんな田舎の 温泉芸者 おぼえていてねは無理かしら サァーサ さらりと涙を流せ 熱い情けの お湯の中 ハ ジャブジャブ ジャブジャブ 三味も踊りも 上手じゃないが 負けはしません 心意気 チョイト こんな田舎の 温泉芸者 お手紙出しては 駄目かしら サァーサ さらりと涙を流せ 熱い情けの お湯の中 ハ ジャブジャブジャブ ジャブ 明日は何時に お帰りですの せめて駅まで 送らせて チョイト こんな田舎の 温泉芸者 ついて行くのは 無理かしら サァーサ さらりと涙を流せ 熱い情けの お湯の中 ハ ジャブジャブ ジャブ ジャブ 発売日:1998-03-18 歌手:五月みどり 作詞:越純平 作曲:越純平
生まれ育ちが ひと目で知れる 髪は赤いし 目は青い いじめ囃(はや)され 石つぶて 七つ八つにゃ 辛(つら)すぎる 泪こころに 滲(にじ)んでも 負けはしません どろんこ人生 宿のない夜は 馬小屋借りて 案山子(かかし)添い寝で 夢を見た 顔も知らない お母さん きっとあなたの その背(せな)で 聞いた気がする 子守唄 ひと目会いたい どろんこ人生 先が見えない 奈落(ならく)の底も いつか舞台へ せり上がる おどけ笑った 道化師が 厚い化粧の 裏で泣く 生きてこの道 悔(く)いはなし 仁○加(にわか)一代 どろんこ人生 発売日:2012-05-09 歌手:三笠優子 作詞:オオガタミヅオ 作曲:オオガタミヅオ
しんどい時ほど 笑ってみせる 泣いたらあかんで 人生勝負 今日は脇役(わき)でも 明日は主役 夢の背丈は 通天閣と 五分を 五分をはります 浪花一番… 女伊達 弱音をはいたら みじめになると いつでも自分を 叱って生きた 川の中まで ネオンが灯る 水の都の 道頓堀(とんぼり)育ち 負けは 負けはしません 浪花一番… 勇み肌 幸せ欲しけりゃ きばりなはれと さとしているよな 水掛不動 苦労小路の 世間の裏で 愛も涙も 情けも知った 春を 春を待ちます 浪花一番… 花と咲け 発売日:2001-11-21 歌手:水沢明美 作詞:礼恭司 作曲:岡千秋
岩木おろしがヨー 吹雪になれば 北の津軽に 冬が来る 愛を貫き 世間を捨てた ふたりの行く手に 雪すだれ 生きる証しの 太棹(ふとざお)叩きゃ 夫婦じょんから 三味が泣く 風の尺八ヨー 背中で聴いて 昨日袰月(ほろづき) 今日野辺地(のへじ) 悔いはないのか 故郷の町が 恋しくないかと 聞くあなた 過去にもどれぬ おんなの情炎(ほのお) 夫婦じょんから 情け節 雪に隠れたヨー ふたりの春を 探し尋ねて 大間崎(おおまざき) 負けはしません 死んだら負けと 凍(しば)れた身体を 温(ぬく)めあう 人の運命(さだめ)に この身をまかせ 夫婦じょんから 流浪唄(ながれうた) 発売日:2010-08-04 歌手:水沢明美 作詞:仁井谷俊也 作曲:水森英夫
晴れの日 雨の日 苦労に耐えて 涙みせずに ついてゆく 愛を忘れず 心を燃やし 好きなあなたの 女でいたい 命のかぎり 尽くしてゆくわ 荊の道でも 寄り添いながら 明日の灯りが みえるまで 辛さかくして 笑顔をみせる 心やさしい あなたとならば 命のかぎり 尽くしてゆくわ 女の坂道 つまずきながら やっと掴んだ 倖せよ どんな 嵐に 叩かれようと 負けはしません あなたとならば 命のかぎり 尽くしてゆくわ 発売日:1995-11-21 歌手:宮史郎 作詞:冨田洋行 作曲:酒田稔
長年勤めておりますが 所詮はパートタイマー 漁師の娘 体調不良や家族の不幸を理由に 退職と復職をくりかえしておりますが お館様に気に入られておりまして たとえ片翼の鷲をゆるされなくても 鯖を酢で〆るかのごとく この身体には染み込んでいますとも片翼の鷲 己の息子を泣かしてまでも 我が命懸けて尽くしてきました お館様のためぞとならば 孤立無縁のこの地でも 負けはしません 料理人 あゝうみねこが今日も鳴いています 六軒島慕情 彷徨い見失う我愛しの姫よ 正しく導くこの手は薄れ 全ては水泡のようにはじけ消える 我名を叫んでみても音の無い部屋には響かない 寂しさも伝わらない 人ならばやがて死ぬだろう それは儚き夢のまた夢はまた夢 無限に繰り返す波紋は真偽 どうか忘れないでください 想い出も繰り返している事を ふと訪れる寂しさに気づいた時は ねえ あの呪文(ことば)を唱えてみて それもまた無限に繰り返すのだから 本当は強く抱きしめてあげたいのだけど この声はもう届かないのかもしれないから せめて私の手で貴女に最期を贈るわ どうか忘れないでお願い 幼き日共にみた夢の事を 死が訪れる嬉しさに気づいた時は もう あの呪文(ことば)は意味を持たず それはまだ無限に繰り返すのだから 彷徨い見失う我愛しの姫よ 正しく導くこの手も消えて 全ては水泡のようにはじけ消えた 我名を叫んでみても塵となり砕けた身体に 寂しさだけが重なりゆく 発売日:2009-12-23 歌手:本木咲黒 作詞:sunny 作曲:xaki