いつものバスを降りてコンビニに立ち寄って いつもより小さい方のシャンプーを買いました 部屋の灯りをつけて洗濯物をしまい ベッドにもたれかかったときやっぱり涙がこぼれました こんな風じゃ駄目だなって本当はずっとわかっていたけど あなたと暮らした日々にもしも帰れるならば 例え同じ終りがきたって何度でも好きになれる あなたの笑顔が変わらないでいたなら 初めて借りた部屋は殺風景な部屋で ふたりで海へ行ったときの写真を飾りました 窓辺の植木鉢に水をやるのはあなた 歌を唄って聴かせるのはわたしの役目でした なんでもない毎日でも幸せだって思っていたけど あの日の薄紫の花はまた咲きますか ひとりきりじゃ少し広過ぎる部屋を彩ってくように 去り行く季節を全部忘れるように たぶん東京でのことは誰のせいでもなくてさ 大きな夢を見てたら小さな石ころにつまづいてさ ふたりの道ふたりで選んでそれでよかったんだなって そんな風に思えた頃窓辺に花が咲いて 風に揺れる薄紫が涙でぼやけて見えた あの頃の涙と少し違う涙で 少し違うこころで 発売日:2017-05-17 歌手:おがさわらあい 作詞:田村武也 作曲:田村武也