たった一度だけ行ったあのお店はなくなった 酒ばっか飲んでたのは照れ隠しのためだった 雨が降れば笑ってて晴れたらがっかりとかして 下ばっか見ていたのは水たまりが好きだから 止まらない汗と涙が滲む 上がらない雨の日のこと なくさないでいるよ どうしてあんなに雨の日が続いてたんだろね 今頃になって傘のない君を思い出す もうすぐ着くから晴れた空見ながら待っててね 今頃になって君の涙だけ思い出す 駅前の安いホテルでひとり雨の音を聴いた 明日になれば何もなかったかのように街を出る 君が教えてくれたお笑いのあのネタのように とぼけたふりをして切符を買う練習をしているよ 僕らには少し遠すぎる空だった 濡れた左肩が今頃になり愛しい 当たり前になっていたな 雨に触れたまま夏を通り過ぎ 涙の隣で雨宿りしてた どうしてあんなに雨の日が続いてたんだろね 今頃になって思い出が映し出される もうすぐ着くから水たまりの横で待っててね 今頃になって君の涙ごと思い出す 珍しく今日は晴れている 雨が降れば笑ってて晴れたらがっかりとかして 発売日:2021-06-23 歌手:THE BOYS&GIRLS 作詞:ワタナベシンゴ 作曲:ワタナベシンゴ