まるで空気みたいだ いや、空気なんておこがましいな 僕にはその中を漂うホコリくらいがお似合いだな 泣いてもいいかい? ていうか律儀に訊くことないか どうせその目に僕は映らないんだから 君は狡いよ この胸いっぱいに“好き”の気持ちを植え付けたくせに 他の奴の虜になって 余計に輝きを増しちゃって もう一生僕の心を離さないんだから 恋愛=攻防戦 そんなのは幻想なんです 毎日が一方通行 不毛で冴えないワンマンショーです 再挑戦 後 再挑戦 それいけ透明人間 玉砕も当然の勢いでぶつかっておいで きっとこの瞬間も 広い世界を見ているんだろうな でもね 僕に言わせれば君が世界そのものなの 両手でそっと君の眼を覆ってみようか 生憎何の気休めにもなりやしないが たまに空想する もういっそのこと嫌ってくれたら 恨んでくれたら その頭の隅の隅に 住み着くことが出来たのに 力尽くで視線を奪ってやったのに 勝算は0.00 そんなの分かっているんです 勝手に惹かれちゃって 勝手に腐るだけなんです でもいい加減察して 正気を手放して透明とは程遠い色に染まっていく僕に 「好き」って言おうと届かない 必死になって馬鹿みたい 例え僕が消え失せようと 何でもない 何の変わりもない朝が来んだ 恋愛=攻防戦 そんなのは幻想なんです 毎日が一方通行 不毛で冴えないワンマンショーです 勝算は0.00 そんなの分かっているんです 勝手に惹かれちゃって 勝手に腐るだけなんです でもいい加減察して 正気を手放して透明とは程遠い色に染まっていく僕に 発売日:2018-10-31 歌手:焚吐 作詞:焚吐 作曲:焚吐