夕んべも 空見て 涙した ぬくもり恋しと 母ちゃんの あの笑顔 今夜も夢ん中 春になったら 帰ろうか みんなが待ってる あの町へ いつになったら 帰ろうか みんなが待ってる ふるさとへ 今も聞こえる わらべ唄 昔に夢見た あの背中 元気でいるかな 父ちゃんは 眠ったか 今夜も男酒 春になったら 帰ろうか みんなが待ってる あの町へ いつになったら 帰ろうか みんなが待ってる ふるさとへ 今も聞こえる わらべ唄 今も聞こえる 演歌唄 時代は過ぎても いつの日も 思い出浮かべて 忘れない 人がいる あの日の友の声 春になったら 帰ろうか みんなが待ってる あの町へ いつになったら 帰ろうか みんなが待ってる ふるさとへ 今も聞こえる わらべ唄 今も聞こえる まつり唄 発売日:2022-02-02 歌手:和田青児 作詞:星つかさ 作曲:星つかさ
どっち向いても 世の中は 腹が立つこと しゃくの種 明日は明日の 風よ吹け 酔って今夜は 憂さ晴らし 煮込み 板わさ 肉豆腐 目刺し 枝豆 冷奴 サンバ サンバ サンバ サンバ 縄ののれんも踊ってる サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ こんな私を 振るなんて あいつ見る目が ないわよね そのうち後悔 するように 乗ってみせます 玉の輿 ししゃも 焼き鳥 さつま揚げ おでん 肉じゃが イカ納豆 サンバ サンバ サンバ サンバ 招き猫ちゃん歌ってる サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ 変わりないやら 父さんは 酔えば顔出す里ごころ 壁から下がった 品書きに 思い出してる 母の味 ひじき キンピラ 玉子焼 おから ごま和え 茄子炒め サンバ サンバ サンバ サンバ 赤い提灯ゆれている サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ 発売日:2003-01-01 歌手:南かなこ 作詞:木下龍太郎 作曲:弦哲也
幼なじみの 赤城の月に 影もやつれた 浅太郎 意地と情についはさまれて 泣いて結んだ 男紅緒の 三度笠 風に追われて 上州鴉 どこの塒に 帰るやら 添えぬ花よと諦めながら 思い出しては お京恋しの 里ごころ 山の落葉かやくざの果ては 月に零れる 草の露 誰が吹くやらあの横笛は 雁があばよと雲の切れ間に 啼いて行く 歌手:宇都美清 作詞:坂口淳 作曲:吉田正
花は咲いても 淋しいものは 人の別れと 春の雨 会津恋しや 遠い空 帰りたくてもナー 帰れはしない 土産ばなしも ない今は ない今は ハアー はるか彼方は 相馬の空かヨー ナンダコラヨート 雪は解けても 故郷の里は 夢も咲かない しばれ空 何度飲んだか ご免酒 飛んで行ってもナー おふくろさんは 肩ももましちゃ くれんだろ くれんだろ いつになったら ひとこと言える かけた不幸の 詫び言葉 夜行列車の 遠あかり 今日も涙でナー 見送る酒に 汽笛ひと哭き 里ごころ 里ごころ 発売日:2003-10-22 歌手:花京院しのぶ 作詞:里村龍一 作曲:榊薫人
野暮でござンす 男体颪(なんたいおろ)し かくす弱味にゃ なお沁みる 恋の滝壺 吹く風まかせ 糸のちぎれた 奴っこ凧 日光街道 夢も今市 紅緒笠 賽(さい)の目数は どう投げようと 裏と表は 同じ数 なるよになるのが なるよにならず 拗ねたあげくの 杉並木 日光街道 せめてこぼれ陽 道連れに 片手拝みの 権現(ごんげん)さまで 霧に抱かれりゃ 里ごころ 猫には木天蓼(またたび) 旅には草鞋 洒落じゃ通らぬ この渡世 日光街道 花が袖ひく 一里塚 歌手:鹿島ひろ美 作詞:松井由利夫 作曲:影山時則
山は夕焼け 麓(ふもと)は小焼け ひとりとぼとぼ 裾野に暮れりゃ 吹くな木枯 侘びしゅうてならぬ 心しみじみ 旅の鳥 西に東に 仮寝の枕 思い遙かな ふるさと偲(しの)びゃ 遠い灯(あかり)が 恋しゅてならぬ 心しみじみ 里ごころ 塒(ねぐら)定めぬ はかない旅路 きょうもとぼとぼ 枯野を辿(たど)りゃ 沈む夕陽が 哀しゅうてならぬ 心しみじみ 一つ星 発売日:2006-11-08 歌手:東海林太郎 作詞:岡田千秋 作曲:田村しげる
まだ明け染めぬ 山河に向かい ただひとり手を振って 別れの挨拶をした 山の端のもみの木よ 今は廃屋の峠の茶屋よ 夜明け待つ 鳥達よ 鳥達よ もう二度と逢うことはないけれど 情あるならば 母の行末 見守って欲しい ああ男二十歳の 門出に想う 愛惜と夢 ふるさとを捨てて 得たのは何か この胸に訊いたとて 答えが出るはずもない さんざめく巷の灯よ どこへ走るのか夜汽車の汽笛よ ものいわぬ 星達よ 星達よ 一杯の火の酒に酔い痴れて おのれ見失い 望み忘れたこの我を嘲え ああ三十路過ぎてから 涙で知った人生の味 冬には野辺の緑も失せる 歳月に抗えず ものみな老いて行くのか 他国を知らぬまま 母は身罷り 御無沙汰 お詫びの便りとて 届かない 届かない つらくても帰ろうか もう一度 今日を生きること そして明日を考えてみたい ああつのる里ごころ 托して唄う望郷の唄 歌手:杉良太郎 作詞:もず唱平 作曲:藤原蔵人
生まれ木更津 浜風夜風(はまかぜよかぜ) 遠くなるほど 恋しいものよ まして長脇差(ながどす) 三度笠(さんどがさ) 寄る辺なければ 宛もない おっと弱音は 柄じゃない 木の字鴉(じがらす)の木の字鴉の流れ旅 知らぬ他国で 袖すり合った むすめ鳥追い 下総訛(しもふさなま)り 銚子はずれと 酒落てたが 潮の香りの ひと節が おっと沁(し)みるぜ 泣かせるぜ 木の字鴉の 木の字鴉の一人旅 富士のお山が 遠くに霞む なぜかおふくろ 重なる姿 ちょいとつまんだ びわの実を 噛めば草鞋(わらじ)の 緒が痛む おっと止(よ)しなよ 里ごころ 木の字鴉の 木の字鴉の侠旅(おとこたび) 発売日:2005-10-05 歌手:千葉一夫 作詞:松井由利夫 作曲:弦哲也
あんな野暮天(やぼてん) おさらばと 下駄を蹴飛ばし ケリつけた なんで今さら 旅の空 祭りばやしの 笛の音(ね)に 胸のほの字が また燃える…… 呼べば泣けそな 呼べば泣けそな はぐれ雲 ねじり鉢巻き 左巻き お鈍(にぶ)すぎるよ 甲斐性なし 追って来たって 知らないよ やけでつよがり 並べても 花を手向ける 目に涙…… 見ないふりして 見ないふりして 地蔵さん 風につがいの 赤トンボ 羽根をよせあう 茜空 どこか似ている 若い衆の 法被(はっぴ)姿を ふり向けば 喧嘩みこしに 里ごころ…… どこへ帰ろか どこへ帰ろか はぐれ雲 発売日:2010-05-26 歌手:永井裕子 作詞:水木れいじ 作曲:四方章人
“ダメね ダメね 私ってだめなのね…” 恥を捨てれば 恥知らず 義理を捨てれば ろくでなし 惚れたあの人 素敵に見えた こんなはずでは なかった恋よ 親のなげきを 胸で聴く 風と潮騒 さいはて酒場 家を失くした こすずめが 心細げに 枝で啼く 忘れきれない 思い出くれて どこへ去(い)ったか あの人消えた 親の小言と 冷や酒が しみてくるよな さいはて酒場 愛だ恋だと えがく夢 所詮まぼろし 夢ん中 ひとつ狂えば 真も嘘に 変わる月日の 哀しいさだめ 親は帰れと 云うだろが 帰れないのよ さいはて酒場 “ダメね ダメね 私ってダメなのね…” 船の霧笛は 里ごころ 遠いふるさと 港町 酒でいのちを けずって生きて 思い悩んだ 季節もあった 親の情けも 欲しいけど 夢は捨てない さいはて酒場 発売日:2009-09-02 歌手:野中彩央里 作詞:塚本さとい 作曲:徳久広司