泣きの十六家(いえ)を出て すねた十九にゃ振られ花(ばな) 数えりゃ男も十(とお)の指 惚れて振られた ばかな女の 問わず語りの 止まり木にゃ あゝ 純情の花が咲いてた夜もある 情(じょう)の一字(いちじ)にほだされて 泣いて別れた愛もある 深みにはまった恋もある 妻も子もいる男性(ひと)に誘われ 着の身 着のまま旅に出た あゝ 純情の花が咲いてた街もある 甘い言葉に酔いしれて 燃えた自分が憎らしい 女の悲しい体ぐせ あんな男の どこがいいのと 燃える唇 噛みしめて あゝ 純情の旅の夜風に泣きました あゝ 純情の花が咲いてた夜もある 発売日:2013-02-06 歌手:朝倉由美子 作詞:大矢弘子 作曲:三島大輔
“あんな男のどこがいいんだ”って どなりつけてやりたい うつむいたままで語る おバカさんの君を 慎重になればなるほど 何で幸せは逃げてくんだろう まちがいないよね フラれたんだ 僕は 手作りのサンドウィッチに雨の匂いがしてる 不ぞろいのパンの形 からかうこともできない 恋のよろこび その代償に胸がズキズキ 出来すぎの将来 夢みてた瞼がズキズキ “偶然なんて無いよね”っていつも 君は言ってたけれど 今日まで僕らは何を学べたのだろうか 優しさの意味さえもよく解らないくせに “やさしさ”という文字だけ あきるほどふりまわした 恋のよろこび その代償に胸がズキズキ 出来すぎの将来 夢みてた瞼がズキズキ 最後のキスは その髪にさせて 大好きだよ ネェ無理してまで 笑わなくてもいいよ 恋のよろこび その代償に胸がズキズキ 出来すぎの将来 夢みてた瞼がズキズキ 発売日:1999-07-07 歌手:及川光博 作詞:及川光博 作曲:及川光博
ハアー シベリヤから来た鳥が あんた捜して宙を舞う あたしゃ泣きながら でんぐり返し ハアー 冬っこ近づくと 男は逃げる ぬくい女のいる方へ エッサエッサ ホイサッサ 追いかけて行けば 嫌われる ハアー しけた海に思い出を 四つ 八つに 十六に ちぎって棄てても 未練がつらい ハアー 波止場で背伸びすりゃ あんたが見える 朝寝 朝酒させたげる エッサエッサ ホイサッサ 帰っておいでよ 今すぐに ハアー 命がけで惚れたから 死んでもそばにいてくれと 小声で言われりゃ 女は燃える ハアー 夜更けの三日月に 向かって吠えた あんな男のどこがいい エッサエッサ ホイサッサ くやしいけれども 上手だった 発売日:2004-05-26 歌手:水元亜紀 作詞:岡田冨美子 作曲:岡千秋
あんな男の どこがいいのよと 言われる男に ほれてしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 噂されても 私はいいの あんたと居ると 素顔になれる ドジな世渡り 放(ほ)って置けなくて おしかけ女房に なってしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 嗤(わら)う蝶々は 知らないでしょう あんたと居ると 素直になれる 人は心よ 見栄(みば)えが悪いけど 私の好みよ これが縁なのね 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと みんな上べを 気にするけれど あんたと居ると 楽しくなれる 発売日:1995-11-22 歌手:笹みどり 作詞:叶弦大 作曲:星野哲郎