ヘッド・ライトに 浮かんで消えて 女がひとり 歩いていた どこへ行くのと 男が聞けば 両手ににぎった 指輪を見せて 私の彼が 見えないの 夜霧の中で 女がひとり 恋にまよって 泣いていた ヘッド・ライトに 浮かんで消えて 蝶々のような 女がひとり どうして泣くのと 男が聞けば わたしは小舟 ゆれる心で 涙の泉 わたるのよ 瞳をとじた 女がひとり 色あでやかに 燃えていた ヘッド・ライトに 浮かんで消えて 炎のような 女がひとり どこへ行くのと 男が聞けば 古い手紙を 風にちぎって 死んでわたしは 月になる 夜明けの中で 女がひとり フランス人形 抱いていた 発売日:2012-11-21 歌手:黒沢明とロス・プリモス 作詞:橋本淳 作曲:筒美京平
pm10:00 信号 あとふた目盛り クレーン車は 眠って どんな夢見てるの?ひとり 行きかう人はみな じょうずに歩いて 両手ににぎった コーヒーの温度だけ 味方さ 探しても 探しても 見つからない 未来のわたしよ 見つけてよ 見つけてよ ここにいるのに 星のない 空を抱きしめ 泣き出す前に 行かなくちゃ 大丈夫だよと 手をふったあの日 ポケットにいれて 戻らない 街をかけだして シンデレラの青いスニーカー 胸の奥のほう ざわめくような かすかな 予感がしてる pm11:00 消えるショーウィンドウ タクシーいくつ 白黒映ったの?かぞえた 歩いても 歩いても 立ち止まれない スピードに流され 忘れないで 忘れないで ここにいること 星のない 空の真下で 耳をすませば 聞こえるよ ただひとりぶんの 心臓の音で 動き出した 眠らない 夜をすり抜けて シンデレラの青いスニーカー ふりむかないで 吐く息しろく たしかに わたしの温度 ふわり なつかしい 風ふいて そっと背中を 押した気がした 星のない 空を抱きしめ 泣き出す前に 行かなくちゃ 魔法がとけても 明日が来るって 信じてるよ 戻らない 街をかけだして シンデレラの青いスニーカー 胸の奥のほう ざわめくような たしかな 予感がしてる 発売日:2018-12-21 歌手:Drop's 作詞:中野ミホ・多保孝一 作曲:中野ミホ・多保孝一