小さな町の 小さな人形屋さんに いつも一人の 女の子がいました 優しいおじいちゃん 一緒に遊べるようにと 僕を作って プレゼントしたのです 彼女は僕を ぎゅっと抱きしめ 「今日からお友達ね」と微笑みました 君の瞳に映る僕と 僕の瞳に映る君の その姿は 少し違うけど 違うけど なんだか胸が暖かくて なんだか踊り出したくって この気持ちは 君も同じかな? そうだといいな 時は流れて お店も随分と寂れて 僕も売られることになったのです 彼女は僕を ぎゅっと抱きしめ 「ごめんね」と声を上げて泣きました 君の頬をつたう涙 僕の頬にも溶け込んで 胸がキュンと 絞めつけられて 苦しいよ 楽しいことだけじゃないんだ だけど最後は「ありがとう」 君の愛がくれた贈り物 それがココロだ ―ねぇおじいちゃん、この子の名前は? ―そうだな…お前がつけてやればいいさ 君の瞳に映る僕と 僕の瞳に映る君の その姿が 小さくなって 離れてく どんな世界が待っていても どんな出会いが待っていても 忘れないよ 僕はアリョーシャ 君の友達 君の愛がくれた贈り物 それがココロだ 歌手:あさまっく 作詞:Nem 作曲:Nem
目を閉じてみれば 聞こえるんだ 君の泣いた声 風のはしっこ 通り雨の音 記憶を辿れば そこには君がいた いつだったかな? ほら、僕の前で こらえきれず泣いてさ 気の利いた言葉も 言えず渡した花 「ありがとう」って君は 無理に笑って見せた どうしたなら君を 傷つけないように 抱きしめられるの? 痛みも感情も通り越して “守りたい”と願う僕がいた 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 問いかけて 迷っては彷徨って 寂しげに咲いたワスレナグサに 想いを重ねてみたんだ 優しく笑った君も ふいに笑った君も きっといつまでも 忘れられないよ 何度迷っても いつか笑い合えるなら 僕は今日の悲しみも 抱きしめたいんだ いっそほら 目を閉じてみたら まるで心を 無にしたようなロボットにでもなれるかい? 自分でも操れない 初めての気持ちを 君は僕の中に たくさん増やしたよ 心近づくほど 余計に胸は痛み出すけど 後戻りの仕方なんか知らないや 答えなんかとっくに決まってんだ 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 追いかけては問いかけた運命 飾らない素直な君の仕草に 答えは見つけていたんだ それでも君の前じゃ 未だにこうして 立ち尽くすのに精一杯だ すれ違いながら 畝る時代を跨いで この気持ちの呼び方を 探しているんだ 苦しいこと 悲しいこと なんだって 僕は嬉しい 君と作ったものだから もう全てが愛おしいんだ 君のそばにいることを 考えただけで なんだか 胸が暖かくて 綺麗に咲いた ワスレナグサに 理由はもう いらないんだ 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 考えていたって 時は進んで行く このぬくもりを 忘れたくないから 今、何より 伝えたいんだ こんなに想っていても 切なくて 届かないほど 大きくて 笑い合いたいから 生まれ変わって 君をこの手でずっと この身がなくなろうとも 抱きしめるんだ 発売日:2017-11-03 歌手:THE SxPLAY(菅原紗由理) 作詞:THE SxPLAY・SHUHARIHITO 作曲:THE SxPLAY・SHUHARIHITO