ほんとうの事だけ映して消える いつでもの歌が含まれ

どんないいこと-高橋幸宏

どんないい服着て どんないい顔して

街はTic Tac時を刻んでゆく いつまでも

どんないい夢でも どんないい恋でも

空がだんだん雲ってきた 雨が今にも降りそう

バスがちょっと遅れてる 時計の針は過ぎてく

少しだけ君に会いたいと 話しておきたい事があると

そんな言い訳じゃ悲しすぎる あきらめる恋を たしかめるのは

どんないい服着て どんないい顔して

街はTic Tac 色を変えてゆくから

どんないい時でも どんな言い訳でも

受けて立つのは自分ひとりだから いつでも

雨が少し降り出した みんな家路を急いでる

次のバスがやってきて 荷物と重たい気持ちが乗った

通りの向こうに君がいた 走り出そうとするこの僕に

君はだまって おじぎしただけで「ゴメンネ」って声が聞こえた気がした

そんないい服着て そんないい顔して

街は夢ばかり運んでゆくから

どんないい時でも どんな言い訳でも

ほんとうの事だけ映して消える いつでも

どんないい夢でも どんないい恋でも

うまくいかない時は 落ちこむのさ

立ち止まってみたり 少し戻ってみたり

今日ひとりで歩いてゆこうと思った

そんないい服着て そんないい顔して

街は夢ばかり運んでゆくから

どんないい時でも どんな言い訳でも

ほんとうの事だけ映して消える いつでも

発売日:1996-11-13

歌手:高橋幸宏

作詞:庄野賢一

作曲:大倉浩平