好きなこと いつも夢中だった 何にもなくても それだけで走れた いつからか 求められることに 応えられるような 自分になろうと思った 見上げれば きりがなく どこまで行けば この心は満たされるの いくつもの 分岐点があった どれも自分で 選んできた道 登っても 登ってるつもりでも 振り返るたび 平坦な道がそこに 恵まれていることさえ 見失ってしまいそう 心が帰る場所は いつも孤独 背負いきれぬものを背負い 歩いているのは きっと私だけじゃない みんな同じ 見上げれば きりがなく どこまで行けば この心は安らげるの いつか いつか きっと 発売日:2018-01-10 歌手:藤田麻衣子 作詞:藤田麻衣子 作曲:藤田麻衣子
疑わず 逆らわず 扱いやすい子供でした 恐らく普通より過保護に育ったのは 末っ子だから仕方がないと思うようにしていました 常に他人の目に怯えていました 大人たちの顔色を窺うのが上手になって 気が利くわねぇと褒められてはバカ正直に喜んでいました 学校の同級生を見下していました こんなところで本当の友達はできないなどと 雑誌の友達募集に投稿したなんて黒歴史もあります それでいていつも 社交的で明るい子に媚びていました 相手にとって自分が今何番目なのか どうしたら一番になれるのか そればかりを気にして カメレオンみたいに生きていました あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ あぁ 見過ごせない危うさを いつも持ってるんだ それを忘れないでいることが たったひとつの答えだ 18で上京してから一度も ホームシックにかかったことはありません むしろ初めて深呼吸ができたような感じ 思えば自分の冷たさを自覚したのはこの頃かもしれません 相変わらず人との距離感を間違え続ける日々 こんな自分の どうしてそばにいるのか 求められることにすら怖くなって 拒絶したり閉じこもるようになっていました 「心を開こう」? 「自分を信じよう」? 「あなたらしくね」? 「ひとりじゃないから」? 曖昧な言葉じゃ分からない 分からない 20になった次の日 バイト代で35万のギターを買いました 弾けもしないまま 曲も作れないまま ステージに立っていました 見えない何かに復讐していました 何と言われようと 歌うことは私自身の証明だ 自分では何も決められなかった私の 一番最初の意志で 一番最後の意地だ あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ あぁ 見過ごせない危うさを いつも持ってるんだ それを忘れないでいることが たったひとつの答えだ あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ 世界なんて変えられなくていい 自分を変えてきたんだ 世界なんて変えられなくていい 「あなた」を守りたいんだ 発売日:2019-08-28 歌手:見田村千晴 作詞:見田村千晴 作曲:見田村千晴