臆病な囁きは 波を広げ ちっぽけな私は 泡になってしまいそう 悲しいに似てて 怖いに似ている... 探すのはあなたの呼吸 生きている温もりを 柔らかなシェルター ただ静かに 横たわっていたい 目を閉じても 孤独の闇に溺れたりしない 全ての記憶 無くしたとしても あなたと見た最後の月が 遠い日の約束を照らし続けるから 喜びの景色は 不規則に揺れる 完璧な心を 求めすぎてしまったの 悔しいに似てて 寂しいに似ている... この足を絡める蔦は いくつもの傷跡残し 音のないシェルター ただ静かに 横たわっていたい 今 ゆっくりと あなたのあたたかさが この胸を伝ってゆく 指の先まで光を集め 暗闇の鼓動を解き放つ 濁った感情から 覚醒させるの 頼りないこの世界で 私はあなたの名を呼び始める どうぞ真実を照らして 残酷なくらいに 強く 歪んだ殻を破り 生まれ変わってみたい 眩しくて清らかな光... 目を閉じても 孤独の闇に溺れたりしない あなたとの日々はここにあって 瞼の奥 一筋の光 無意識の海を抜け辿り着くでしょう 全ての記憶 無くしたとしても あなたと見た最後の月が 遠い日の約束を照らし続けるから 歌手:繭子 作詞:繭子 作曲:柴草玲