暖かな木漏れ日が 眩しくて目を覚ました 真昼の白い月だけが やけに寂しく見えた 背伸びをして 手を伸ばしてみる 南寄りの風がやがて 春の終わりを告げる 君は今も覚えているか あの日の空の色を 形あるもの全て いつかは消えてしまう 巡り巡る世界で ひとつだけたしかなこと 心にだけ咲く 枯れない花 何を手にして 何を失くした? 果てなき道の上で 青く晴れた 空に消えた 夢も無駄ではないから 背伸びをして 手を伸ばしてみる 遠い雲に届く気がした 南寄りの風がやがて 春の終わりを告げる 君は今も覚えているか あの日の空の色を いつの間にか 変わっていた 懐かしい街並みを 僕は行くよ 君の声も 思い出に変えながら 歌手:hare-brained unity 作詞:布谷吉祟 作曲:hare-brained unity